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オットさんに捧げる、25年分の長い感謝の手紙と音楽。

私事(わたくしごと)ながら/ですが、

...って書こうとしたんですが。

よくよく考えたら noteで書いてることだって全て 十分すぎるほど私事じゃない?って改めて思ったのです。

なので、この前置きはさておき。
(私事は比較若い人たちがよくSNSで使ってますよね)

私たち夫婦、無事に結婚25周年記念日を迎えました。

25周年。銀婚式。

いやー、ほんっと信じられないです。

一周年の紙婚式から ささやかでもお互いにプレゼントしたりして
年と共に記念日も重ねてきました。

まだコロナも落ち着かないし、お気に入りのレストランはコロナ以降長いこと休業してるので。
夫とも相談して、特別なことはしませんが
もう少し 落ち着いたら、
久しぶりにちょっと足を伸ばして
お互いの好きなものでも食べに行こうと思っています。

ここからは 簡単に 夫との25年を 曲とともに振り返ろうと思います。
(今日の曲紹介はYouTubeのみです)

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The Police | ポリス / Every Little Thing She Does Is Magic

最初の曲は ポリスの マジック。
私が、ポリスの曲の中でも大好きな曲です。

夫との出会いは、私が新卒で入社した会社。
もともと同じ部内でした。
彼が長期出張→帰国後に 私の所属していた課へ異動。
最初の印象は決して良くなかったのですが...
人生わからないものですね。

よく、相手との出会い(人間関係でも恋愛でも)を 運命だ!という人も多いですが。

あくまでも私の場合、運命、とは違う気がします。

ただ、オットさん(夫)と 出会えたことは
奇跡、とは思っているんですよね。

この マジック という曲は、イントロの美しさもですが
ライブで聴くと私、必ず泣いてしまうんです。

ライブの度に、泣いてる私の隣に寄り添っているオットさんは

「また泣いてるよ...」

と思ってることでしょう(^-^;(笑)

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Avril Lavigne | アヴリル・ラヴィーン / Rock N  Roll

次は 最強のロック・プリンセス、アヴリル・ラヴィーン。

20代前半で結婚した私は、退職後 オットさんの海外転勤先(日本から遠い、めっちゃ遠い)で数年暮らします。

同じ社内の奥さまも、社外の奥さまも
上っ面の付き合いで悪口だらけのおばさん(すみません)ばっかり。

しばらくすると、ようやく 本音で話せる
同じ立場の社外の同世代奥さまたちと親しくなるのですが。

◯◯さん派 とか△△さん派、とか
胡散臭いしめんどくさいわ!って思っていたし
ある時からは開き直って 現地の人間のように振る舞っていました。

以前書いた 日系人の子どもに日本語を教えるボランティアもですが
語学の勉強で大学へ行くことも、日本にいたときから習ってたダンスも
自由にさせてくれたオットさんには感謝していますね。

私のことを私以上にわかってくれるオットさん。

あの当時、人に合わせて自分を押し殺していたら、今の私はないな、と改めて思います。

「私たちはロックンロールなの」
この曲を初めて聴いた時は感動したなー。

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Twenty One Pilots | トゥエンティワン・パイロッツ / Stressed Out

さて、今度は アメリカ オハイオ州出身の タイラー・ジョセフと ジョシュ・ダンの二人からなるバンド  トゥエンティワン・パイロッツ。(※彼らについては また今度ゆっくり紹介します!)

Stressed Out。

ゆったりした曲調と のんびりながらも軽快なタイラーの歌声を聴いてると気づかないかもしれませんが

「子どもの頃はよかったよね、今はこんなにストレスまみれだよ...」

って曲なのです。

オットさんの海外転勤から帰国後、オットさんも 私も忙しく過ごしていました。

オットさんは部署や新しく取り組む仕事もあったし。

それまで以上に私の精神的ケアに気を遣っていたかとしれません。

何しろ私は はたから見たら 再び大学・大学院に行ったりと充実しているように見えて

両親と妹を亡くした悲しみは癒えていなかったですし
働きながら、家事しながらの大学・大学院は
想像以上にハードでした。

結果、ほぼ同じ時期に夫も私もダウンしてしまいます。

同じ家にいて、二人とも 色んな気持ちと葛藤してたので
この時は私も、オットさんも
かなりキツかった。

Stressed Outの曲中に
「目を覚ませ、ほら働いて金を稼ぐんだ」
って言われてるシーンがあるけれど。

あの時は、無理して仕事行くのも本当にしんどかったです。

私以上におそらくオットさんも。

あの頃があるから今がある。なんて言えないし
言いたくはないけれど。

【私(たち)が本当につらいときに 更につらい要求をしてくる人】

が世の中にはいることも勉強にはなりましたね。

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Backstreetboys | バックストリート・ボーイズ / No Place

オットさんも私同様 好きでいてくれてる
Backstreetboys(BSB)。

この曲は、とっても素敵なのですが、
ミュージックビデオも とても癒されるのです。
というのもロケは全てメンバーとメンバーの奥様方と子どもたち。
使われているのもほとんど彼らの家です。

家族がお互いを思う気持ちとか、改めて感じます。

我が家は子どもはいないけれど
オットさんと二人での生活は毎日笑いが絶えなくて楽しい。

そして 今の住まいでずっと暮らすということでなくとも

これまで25年、オットさんと暮らしてきた家は私たちにとって
どれもすべて 「大切なうち」なんだなぁと改めて思います。

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U2 / You're The Best Thing About Me


以前、ボノやエッジのインタビューを読んだことがあるのですが
この曲は、ボノが 友人や家族に宛てて書いた曲のうちの一つだそうです。

ボノが何か悪夢を見たあとにこの曲を書いたそうで。
その悪夢には 確か妻のアリも含めてボノの大切なものが失われてしまうこと、だったそう。

だからなのでしょうか

Full of shooting stars, brighter as they're vanishing
夜空一面の流星は、消える瞬間が一番輝くんだ

と、一見、とても素敵な歌詞なんだけど

 Why am I
なぜ自分なんだ

Why am I walking away?
なぜ自分はここから立ち去ろうとしてるんだ?

という歌詞があるのも頷けます。

そう言われてみれば、海外のライブ動画を観ていると、
この曲の前にエッジとボノが話していて
「妻のために書いた」とか
「子どもたちについて書いたんだよ」
なんて言っています。

 You're the best thing about me
あなたは最高の存在なんだ

オットさん。

こんな出来損ないの嫁に25年も飽きずに連れ添ってくれてありがとう。

「病めるときも健やかなるときも」

教会で式だけ挙げたとき
神父様にこう言われましたが

私は健やかな方が少ない25年でしたね。

9歳年下なのに、私の方があらゆる意味で「老い」は早いように感じています。

これからは、お互いに また新たな挑戦が少しずつ始まりますね。

お互い、無理せずのんびりいきましょう。

オットさん いつもありがとう。

これからもよろしくね。

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