【親子関係のカルマを語る〜33年間、共依存にあった母と1年ぶりに再開した話〜】親とのカルマに悩む全ての人へ…そしてなぜ被害者側は責められてしまうのか?公正世界仮説って何?【正論で人は救えない】
【西洋/インド占星術のセッション】
西洋占星術+インド占星術のホロスコープを
同時解読して、
「終わった後に安心感を感じることができ、今より良い未来を信じて立ち上がっていける鑑定」
を心がけ通話セッションしています。
↓
ちょっとした相談や質問をしたい方はこちら質問箱です↓
自身の20年の虐待経験を描いたエッセイ漫画「生きてることが恥ずかしい」↓
先日は告知していたツイッター(現:X)のスペースを開催していました↓
その内容は
【親子関係のカルマを語る〜33年間、共依存にあった母と1年ぶりに再開した話〜】
でした。
そしてこちらがそのスペースです。↓
ツイートをクリックするとラジオを再生することができます
途中、音声が悪くなってしまい続きのスペースを建て直しました。↓
毎週、様々な方をお招きして開催させていただいてるスペースですが、
今回は自分の都合とも重なり久々に一人での開催をすることにしました。
一人だった割には今回も多くの人に集まっていただき、
リアルタイム参加者では最大32人、
合計では嬉しい予想外、118人もの人々が集まってくださいました。
(通常は最大30人、合計70人ほどがアベレージ)
そして今回のスペースの経緯についてですが、
実は1年ぶりに母に会うこととなったのです。
僕の発信を長く追ってくださってる方はご存知ですが、
僕は長い間一人立ちすることができずにずっと実家暮らしをしておりました。
去年の2022.9月までなので、ちょうど1年前ですね。
その間33年、母とはいわゆる共依存状態。
共依存という言葉も今では一般的になりましたが、
僕が心理学を学び始めた10年前は一般の間にはまだそこまで普及してる言葉ではなかったと思います。
それはいいとして、
僕は名前にも記載してるように親父から20年の虐待を受けていました。
この虐待経験を僕は自分でエッセイ漫画を描くまでは
ほとんど人に開示することはありませんでした。
一番、付き合いの長い友達もそれは知らないですし、
人に話すとだいたいは「みんな我慢してんだよ!」となぜか説教されるからです。
これ女性のレ◯プ問題とかでもよくある気がするのですが、
なぜか「お前が誘惑するようなことしたんじゃないか?」と被害者側が責められるケースが多いように感じます。
こうした心理を現代では
「公正世界仮説」と呼ぶようです。
こちらにスライド式の画像でわかりやすく説明されていました。↓
もしかしたら今度は「何でもかんでも名前つけるな!」と怒ってる人もいるかもしれません。
僕も名前つけりゃいいってもんだとは思いませんが、
実際に自分の経験の中でこの現象は腐るほど体験してきたので
現実的に存在する反応の一つなのは間違いありません。
このリンク先のサイトにも書いてありますが
僕はこのように周りからも責められてしまうため
いつしか自分の経験を隠すようになりました。
でも悪いのはあくまで加害者だし、
被害者側が自分を責める必要は1ミリもありません。
僕の周りではこのように、周りに責められ過ぎて「自分が悪いのではないか?」と思ってしまいさらに苦しんでる人をよく見てきました。
ですから僕は目の前の人には説教や諭すようなことは一切、言いません。
自分が親にも周りにも受容されなかった苦しみがよく分かるので、
僕は自分の目の前にいる人には黙って話を聞きます。
黙って話を聞くというのは"自分の我"で相手をジャッジしない、
無条件の愛(受容)だからです。
辛い経験をされてきた方、
特に家庭問題を抱えてきた方はこの無条件の愛が圧倒的に足りません。
本来、多かれ少なかれ人は親から無条件の愛の下で育ってこそ健常な精神で成長できます。
その愛が足りないと強い不安を抱えやすくなったり、
人と接するのが怖くなります。
なぜなら親から本来受けて、自分の深いベースとなるはずの愛=絶対的な安心感が無いからです。
絶対的な安心感はあらゆる細かい部分で育まれます。
泣いたら抱きしめてくれたり、心配してくれたりする。
失敗したら「大丈夫だよ」と一言言ってくれる。
将来の夢を語ったら「すごい夢だね」と肯定してくれる。
自分が何かしたら「ありがとう」と言ってくれる。
自分がピンチになったら守ってくれる…
そうした細かな一つ一つが、
その人の絶対的な安心感=自己信頼感を高めます。
これが例えば僕の家庭だと
泣くと蹴られる。
失敗したら蹴られるか怒られるかとことん侮辱される。
将来の夢は全否定。
自分が何かするのは当たり前の奴隷扱い。
自分がピンチになったら蹴られるか、母には身代わりのようにされる。
ハッキリ言ってこんなものではないのですが、
あえてソフトに書きました。
こうしたことを言うと公正世界仮説という心理で周りに責められるため、
僕はまた自分で自分を責め、「全ては自分が悪い」と思い込んでいました。
ですから僕は相手の話を黙って聞きます。
それは周りにも自分自身でも責めて疲れ果ててしまった人達が得ることのできなかった、
絶対的な安心感を感じれる受容=無条件の愛だからです。
人は自分をジャッジせずに話を聞いてくれる人と出会った時に、
初めて心から人に受け入れられた感覚を得ることができます。
それは本来なら細かい部分で徐々に親から与えられるはずの受容です。
僕は親代わりにはなれませんし、そんなおこがましいことをするつもりもありませんが、
しかし公正世界仮説的な心理で責められて疲れてしまった人達の気持ちは分かります。
ですからせめて、僕の前では
「あなたは被害者であり、あなたが悪いわけではない。
あなたに責任がある訳ではないから、自分を責めないでほしい」
というのを伝えたくて、
それがネットで発信する時は言葉にするし、
目の前で泣いてる人がいれば黙って話を受け入れるようにしています。
僕がインド占星術にハマったのもこの自分の考え方と非常にマッチしていたからです。
あなたの責任ではない=カルマと説明ができるからですね。
もちろんこの「あなたの責任ではない」というのは
理不尽な辛さを我慢してきたり、不可抗力的な不運に巻き込まれたり、
公正世界仮説的な価値観で責められたり自分を責めてしまってる人に当てはまるものですよ。
例えばギャンブルで失敗してひどい目にあったり、
やる気なくてただ単に怠惰な人はカルマどうこうより反省すべき点がたくさんあるはずです。
(そうなった経緯に上記のような家庭問題があれば別ですが)
で、話が広がり過ぎてしまいましたが
母との関係は非常に複雑なものでした。
決して無条件の愛が感じられるような関係性ではなかったし、
僕の安全より自分の安全が第一な人です。
僕は常に母をかばって気遣って、
だから親父から守ってくれなかったことも責めたことはなかったし、
母も色々と我慢してたのだろうと思い、
親父の虐待のことを話題に出さないよう気遣っていました。
しかしそうした想いが崩れるキッカケがあり、
それからエッセイ漫画を開始したのです。
↓
また母とのあれこれを書くとそれだけで気が滅入ってしまうのですが、
ともかく不健全な依存関係=共依存にあったことは間違いなく、
言ってしまえば共通の敵=親父がいるからこそ
繋がりが深く、
互いがいなければ生きていけないような関係性でした。
そんな母と去年、ようやく自立して別れた話、
そして1年ぶりに再開した時の話をスペースではしました。
(下記のツイートの詳しい内容ですね↓)
全文↓
さらにこちらの帰り際の話もスペースでしました。↓
そして、僕と同じように親とのカルマに悩まされてる方に伝えたいメッセージを、スペースの中でお伝えしました。
文字に残すと上手くまとめられないし、
言葉に残してもあまり上手く伝えられてないですが
自分の感情は伝わりやすいと思います。
聞いて得するスペースか分かりませんが、
同じように悩まれてる方は何か心の救いになるヒントが得られれば幸いです。
タイムスタンプも書きましたので、
参考にしつつ気になる箇所だけでも聞いてみてください。
※改めてスペースはこちらで聞けます↓
0:50-開始…かなり久々の一人でのスペースの経緯に
9:00-愛媛県に帰って…母とこれまで過ごした人生について
20:00-1年ぶりに母と会うことになった経緯
35:00-今回の母との一件で思い出したこと…「親と和解しようと思ったけどダメだった」と言った人
43:30-この世は綺麗なストーリーで終えられることばかりではない…僕の心理学学校の先生のエピソード
56:00-人の無意識=基本人格はいつ完成するのか?そして幼少期の経験はそのまま人格を形成する…
01:01:00-"何が正解なのか"は誰でもわかっている…しかし「正論で人は救えない」
01:13:00-幼少期に辛い経験をしてきた人は子供の頃から全力疾走させ続けられてきてる
01:18:00-自分自身を許すことが難しい人へ
01:25:00-愛媛県で行った対面鑑定の予想外の収穫
01:31:00-息子と母親の共依存について
(仲良しのこにーさんからのリプ🙏)
01:35:00-共依存と自立の違いとは?心理学で聞いた納得の丁儀
01:40:00-カルマは気付くことによって変えられる?
01:46:00-実話:熱血教師に憧れて教師になった先生…そこに相談しにきた生徒に起こった出来事
01:51:00-「周りのことなんか気にするな」は当たり前。できるならみんなやっている
ここから接続が悪くなり、スペースを建て直して続き(ちょっと落ち着いてきて占星術の話もしてます)
↓
0:30-開始…人にアドバイスをしていいタイミングはいつか?
13:00-虐待はなぜ起こるのか?そしてそうしたことが無くなる生活とは?
(過去記事でその話をしたことがあります↓)
20:00-吉相とは何なのか?例えばグランドトラインなら幸せなのか?
(過去記事をご参照ください↓)
28:00-なぜ昔は夜這いがあったのか?親と子の価値観の現代との大きな違い
34:00-セクトの話(古典占星術)
40:00-ディグニティにおける個人的疑問
45:00-今回のスペースまとめ
以上になります。
今回、リスナーの方からいただいたリプなども掲載させていただきます。
それで皆さんがどのようなことが感じることの出来たスペースだったか分かると思います。↓
ちなみに過去にも何度か紹介してるのですが、
僕が通ってた心理学学校は日本メンタルヘルス協会で
学長の衛藤信之先生(🌞♓)はYouTubeもされています。
僕自身は誰のことも100%信仰することはないので
衛藤先生の意見も全て同意してるスタンスではないですが、
幼少期に大変な苦労をされてるのでその言葉には説得力があると思います。
さて…スペースでは長々と話しましたが
いくら語っても語り足りないですね。
本当に、今回のスペースを聞いて何か救いとなる部分があれば幸いですが
それと同時にスペース内でお伝えしたように
「親との和解にこだわり過ぎない」ようにもご注意くださいね。
これはこれでこだわると新たな苦しみとなってしまいますから、
色々と状況的に難しい場合もあるかもしれませんがすっぱり縁を切った方が良いこともあると思います。
何か今回の記事、スペースを聞いて
僕に聞いてみたいことがあれば質問箱も受付しています。
同じような悩みを抱えてる方はぜひご相談ください。↓
また、やはりこうした話はオープンな場ではしにくいので
ディスコードか何かでグループを作っても良いかなと思っています。
特に何か会話をする場というよりは、
仲間がただそこにいる安心感を感じれるような場があっても良いのかなと。
もし作成したらまたお知らせしますので、
ぜひ当ブログをチェックしてみてください。
また、来月の11/11(土曜日)には
インド占星術初心者向け講座in大阪も開催しますので、
今のところ決定してる内容は以下の記事に書いてるのでご興味ある方はどうぞ↓
また、個人的にご相談がある方は通話セッションも受付しております。
リョウの鑑定理念は
「相談に来た人が終わった後に安心感を感じることができ、今より良い未来を信じて立ち上がっていける鑑定」です。
ご興味ある方はこちらからご一読いただいた上で、鑑定お問い合わせください↓
リョウのツイッター↓
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