新しい日課

石粉粘土の存在を知って、機が熟したように、新しい日課の粘土遊びが始まった。もうすぐひと月になる。ついに見つけた、今の自分に合った制作。アロマストーン、植物ベース、アクセサリーを中心に、意味のないただの創作物も作っていきたい。

11/17 日課を作り継ぐ

7:53 11/1からアプリで絵を描き始めて、インスタのストーリーズでアップするという日課「だんぺんにっき」を始めて、11/14で1度ストップした。1日3〜4枚描いてたから、50枚くらい描いたんじゃないか。ペースが速すぎると枯渇して続かないし、遅すぎても自分の熱量を持て余してしまう。こうなったら、日課の見直しである。絵が自然に描けなくなってくると、何が自分に起きてるかというと、詩を書き始めてる。絵と言葉を行き来している。文筆を日課に増やしてみよう。ここはそんな、自分の日課、生

10/30 渡りを終えた鳥の、渡りを振り返る時間を、ないとは言えない

10:29 かわいい格好がしたいし、ふざけた態度で踊りたいし、おいしい料理が作りたいし、不毛な話に何本も手足をつけて神さまに仕立てあげて小さく形にして胸に置きたい。 葉っぱが赤くなったり黄色くなったりして、緑から青を抜いたら黄色になるから葉っぱの中の青はどこに行ったの？空か海か空気に溶けたか。緑から何を引いたの赤いあの葉。やがて茶色に朽ちていく、木の幹の、根の、土の色に戻っていく。 僕を、自分を、懸ける気持ちで生み出した作品は、枯れても水をあげ続けるべきである。根という自分が

10/25 児童と手当と社会との遭遇

9:00 開店開店！運動会が延期の延期で、なぜか今日日曜日なのに学校行かなきゃいけない！なんで！ そんな怒りにまかせて、おい、学校行くのおれじゃねえよーと思いながら反省し、掃除機とコロコロをかけまくって掃除した。非常にきれいになった。 次女2歳が、トトロにハマってよく見ている。YouTubeにハマっていることで有名(我々のあいだで)な次女だが、クソ(申し訳ないがそう言いたくなる)YouTuberのてきとーに作った低クオリティ動画と世界のスタジオジブリの劇的な差異に気付いたの

10/22 この渋滞をすべりおちるように

9:26 電話がかかってくる予定なので、少し身構えている。 手が、耳が、電話を受ける感触を先取りしている。 Apple musicで、あいみょんの新しいアルバムを流して聴く。口ずさめるくらい、歌詞を覚えてきている。よく聴くと、細かい言葉遣いやメロディーの起伏、重なっていく楽器のひとつひとつが立体的に、わかってくる。そうやって飽きなく聴ける音楽を好む。あいみょんに対してそう思うとは意外だった。 僕は今、多くのことを同時に抱えられない。 昔のギャルのストラップのように、じゃらじ

10/20 人が死ぬと、どうして空を見上げるんだろう

9:08 暖かく晴れていて、僕はそれを悲しげに見る。 元気すぎるのだ、晴れは。 光を少し曇らせて、僕を隠してほしい。 低いところに腰掛けて、光を屋根に遮らせて 落ち着いた目で、風の方向を眺める。 土は冷たくて、熱を引き取って穏やかにする。 いつも少し曇りでいい。 openします。 僕の店は、熱をおさめる小箱なのだ。 熱のまだ行き渡らない朝が好きだ。 鏡がまだ照らさない暗がりが好きだ。 小さくて控えめな言葉の交換が好きだ。 11:01 支払いの計算をした。計算好きだなーと思

10/18 試行錯誤に漂うという本があります

4:05 目覚め。まだ横になってるから起床じゃなく目覚め。今日は休み(架空の)にしようと昨日は思ったけど、目覚めたら書きたくなったのでやっぱり書き始めてみる。つまり架空の営業も始める。 昨日風呂で考えついたことをこれから決行する。今応募しようかなと思ってるバイトが早朝からのやつなので、試しに出勤するつもりでシミュレーションとしてこれから家を出て車でそこまで行ってみる。22:00〜4:00まで眠って睡眠時間も十分だし、体調も特に変なところはない。トイレに行って着替えたら早速こ

10/17 あんなに寒かった場所に火がともる

3:56 やっぱりこういう時間に目が覚める。 試しにiPhoneのアラームを4:00にしてかけてみたんだけど、それが鳴る前に目覚めた。 昨日は騒がしくなった、心がね。 今日は、静かに過ごす。 こういう、誰にも読めないTwitterみたいな調子で、1年ちょっと日記を書いていたんです、pencakeというアプリで。日記が、自分の薬になることがわかった。同じ言葉をTwitterで小出しにするとつらくて、非公開の秘密の日記ならおだやかに過ごせるって感じて続けてきた。それがどうや

10/16 店は勝手にきれいにならないし、料理は勝手においしくならない。

6:00 open準備中。 鍵を開け、中に入ると、時間の経った建物と食べ物の匂いがする。 僕はそれが、どちらかといえば好きだ。 匂いと時間は混ざり合って、最後にそこにいた者の気配になる。そこにいたのだ、たしかに。そしていなくなった、そこに今、僕が来た。 この、店の匂いと時間と気配を、web上でも、架空でも、僕は感じたい。そのために自分の表現を使いたい。言葉や写真や音や、つまりはコピーや模倣をいくつも組み合わせて。 窓を開け、空気を往来させる。朝がずいぶん寒くなった。

詩 " 雪はしずかに "

詩 " 詩というよりは "

詩 " まずつぼみ "

詩 " 季節をくるっとハムで巻いて "

詩 " むすめへ "

詩 " 庭 "

詩 " 果実味 "