新卒の手取りと都内一人暮らしの始め方
この記事の概要
新卒者が東京都で1人暮らし生活するにあたって、特に知っておいたほうがよいと思う情報をまとめた記事です。月々の給与からの天引きされる金額、住宅選び、家電や日用品などといった一般的に重要とされる情報から、新卒上京者を待ち受ける危険な誘惑や私の主観で選んだオススメのスポットまで幅広く記載しました。
はじめての首都圏生活、初めての1人暮らしをする人向けに書きます。そうでない人にとっては常識かもしれません。
平均的な大卒新卒の月収である額面23万円程度で毎月黒字になる生活を前提とし、賞与、親や恋人からの支援、副業等は基本的に考慮しません。
個人の主観を大いに含みます。できるだけ事実と意見のどちらであるか分かりやすく記載しますが、ルーズな性格なので多少混ざっているかもしれません。
月々の収入・支出
収入
給与からは、大きく分けて税金と社会保険料が主に天引きされる。
月給23万円の場合、手取りは19万円くらいになる。
残業がゼロというのは珍しい。ホワイト企業でも10時間程度はある、もしくは自主的に残業して残業代を稼ぐ人が多い。
そうすると手取り21万円くらいにはなる。
交通費などの各種手当は給与と一緒に振り込まれることが多い。
天引き・控除されるものは、金額が大きい方から順に年金、健康保険、住民税、所得税、雇用保険である。特に年金と健康保険、住民税は1万円を超える。
年金や健康保険は毎年9月に控除額の見直しがある。
見直しでは、その年の4月~6月の給与をもとに、その後一年間の控除金額が決定される。
そのため、4月~6月の給与を下げるためにその期間だけ残業をしない人もいる。
住民税は前年の所得額をもとに決定され、翌年の6月以降控除が始まる。つまり、新卒1年目は払わなくてよい。
住民税の影響で、1年目から2年目の昇給額が多くない場合は、手取りが減ることもある。たいていの場合は横ばいくらいになる。
住民税はどの市町村や区に住んでいてもほとんど変わらない。
月々の給与だけでなく、賞与からも控除される。賞与は支給金額大きいので、控除額も当然大きい。
賞与は年に2回ある。4月から9月の成果に応じて12月、10月から3月の成果に応じて6月に支払われることが多い。
つまり、4月から入社する新卒は本来であれば最初の6月の賞与は対象外であるが、会社の善意によって例外的に支払われるケースが多い。
しかし、満額出るとは限らない。
家賃以外の支出
光熱費と通信費を合わせると月間2万円程度は必要である。
通信回線を契約する際、困った時のサポートプランみたいなものを紹介されがちだが、全く使わない人が多い。
食費は男性で月6万円、女性で月5万円程度は見込んだ方がよい。
頻繁に自炊をするならもっと安くすることもできる。
食費とは別に、飲み会は安くても1回5,000円程度はかかる。必ずしも上司が奢ってくれるわけではない。
都内の移動だけであれば、休日の交通費はそんなに気にしなくても問題ない程度の金額である。
趣味の費用、ファッションや美容の費用等は人によるのでここでは割愛するが、新卒のうちはあまり期待しない方が良い。賞与で数十万円が一気に入るので、それを楽しみに待とう。
正直なんだかよくわからない支出というのもあるので、余裕をもって計画を立てた方がよい。
支払方法
現金が使えない店はほぼ存在しないが、スーパーマーケットなどでは現金が使えないレジが存在し、そちらだとあまり並ばずに済む。
セルフレジにも慣れると便利である。
QRコード決済はわりとどこでも幅広く使える。
最も使える店が多いのはPayPayである。
クレジットカードは借金の一種である。使い過ぎに注意する。
しかし、カードの使用履歴、いわゆるクレヒスがないまま30歳くらいになってしまうと逆に怪しまれ、その後に新規でのカードを発行することが難しくなるおそれがある。
したがって、日頃からそれなりに賢く使っておいた方が無難である。
楽天カードはバカにされがちだがコスパはよい。
アメックスは今時はそこまでカッコいいと思われない。
ダイナースブランドは今でもある。ただし今でも使用できる店舗は少ない。
迷ったら三井住友カードやJCBなどのプロパーカードが無難だと思う。
家賃は自動振り込みにした方が手間が省ける。カード払いは不可の場合が多い。
光熱費や通信料も同様である。カード払いにするとカードのポイントもつく。
電車と駅
重要な理由
東京都の駐車場代は平均月額35,000円と高額である。
オフィスには駐車場がないことが多く、車通勤は禁止されている企業が多数を占める。
したがって、一人暮らしの予定を立てるにあたっては、まず最初に、都内の移動に欠かせないインフラとなっている電車の種類について知ることが重要である。
家を探す際、最寄り駅ごとに不動産屋があり、まず駅を決めてから家を決めるという流れが一般的である。
基礎知識
東京都内の電車の運営母体は大きく分けて、東京メトロ、JR、都営地下鉄の3種類がある。それ以外にも小さな鉄道会社はいろいろとある。
東京メトロも地下鉄だが、都営地下鉄とは別物なので注意が必要である。
JRは周辺の都道府県とも繋がっているが、東京メトロと都営地下鉄は原則として都内限定である。
同じ運営母体の中でも、路線は複数ある。例えば東京メトロは千代田線、南北線、丸ノ内線など9路線を運営している。
都営地下鉄は4路線、JRは都内だけで26路線もある。ただし、JRは23区外の路線も含む。
同じ運営母体であれば、路線を乗り換えても初乗り運賃がかからない。
一部の路線では途中で運営母体が変わる。例えば東京メトロ千代田線は、綾瀬駅より北にいくとJR常磐線になる。この場合、乗り換えは必要ない。
初乗り運賃は東京メトロが高く、JRが安い。
会社から支払われる交通費は、1か月分の定期券代であることが多い。つまり、通勤範囲内であれば休日の移動も会社負担でできる。
6か月定期を買えば、1か月定期を6回買うよりも安くなる。
主要企業のオフィスが多い山手線の内側のエリアには、東京メトロの駅が最も多い。次いでJR、都営地下鉄の順である。
地下鉄は、後からできた路線ほど地下深くに作られるので、例えば都営地下鉄大江戸線などでは、駅の入り口からホームまでの移動が予想以上に大変である。
始発駅で乗ると座れるので嬉しい。
10両編成くらいの電車が多い。したがって、地方の電車よりもホームが長く、駅内での徒歩移動も結構大変である。
同じ駅でも名前が複数ある場合がある。例えば千代田線国会議事堂前駅と、南北線溜池山王駅は同一の駅であり、改札内部で繋がっている。
東京メトロの駅のホームは安全のためのホームドアがついている割合が高く、人身事故で電車が止まることが少ない。
地下鉄は天候の影響を受けにくく、「台風で線路上にゴミが飛んできたので電車が遅れます」といった事件が起きにくい。
JRは東京都外とも繋がっているので、遠方での事故などが東京のダイヤにも影響を及ぼすことがあるのに対し、東京メトロにはそれが少ない。
電車が止まった等のトラブルに起因する遅刻は上司に報告すれば許されるが、報告自体が面倒なことに加え、制度上許されたとしても業務は減らないので、しないに越したことはない。
同じ地下鉄でも、都営地下鉄は東京メトロに比べて路線数・駅数が少なくてやや不便に感じる。
個人的には、東京中心部での駅数が多く移動が楽、かつ止まりにくいので、東京メトロ沿線に住むのがオススメである。
住宅
前提
不動産屋やインターネットで見られる物件情報は故意または過失による虚偽記載が珍しくない。また、記載されていないけど重要な事項も多いので、実地でしっかり見てから決めた方が良い。
引っ越しは面倒かつそれなりの予算が必要であり、特に新卒入社直後は会社のことで精一杯になりがちなので、住宅選びをミスらないようにしたい。
ただし、のんびりしすぎていると良い物件は他の人に取られてしまうので決断力も必要である。
予算
賃料と別に管理費という名目で毎月支払うお金がある。通常は、賃料と管理費の合計額を家賃と呼ぶ。
家賃は手取りの3分の1程度が目安と言われている。
とはいえ6万円台では結構キツいので、新卒のうちは管理費込みで7万円~8万5千円程度がオススメである。
事故物件が安いのは事実だが、うまい話はそんなにないので期待しすぎない方が良い。そのほか、基本的に著しく相場と乖離しているお得な物件というのは存在しないと考えた方がよい。
家賃が安すぎるところに住むと、周囲の住民の民度が低くなりがちである。
契約は2年間であり、ほとんどの場合は望めば2年後に契約更新できる。
その際、更新料として家賃1か月分を支払う必要がある。また、火災保険料も2年ごとに2万円程度の支払いが必要である。
定期借家という制度で契約する場合は家賃が安いことがあるが、契約期間が2年より短い場合もあるし、契約更新がされないことが前提となっている。したがって、契約期間をよく確認した方がよい。個人的には、追い出される時期が決まっていると落ち着かないので、オススメしない。
礼金は契約時に必要なお金であり、家賃1か月分程度必要なことが多い。
敷金も同様であり、家賃1か月分程度である。ただし、敷金は退去時に返還される。
敷金の返還額は支払額から清掃費等を引いた額であり、満額は返ってこない。
その他、不動産屋に支払う仲介手数料、火災保険料、初月の家賃前払いなどを合わせると、初期費用として家賃の5倍くらいのお金がかかる。
引っ越し費用は会社が出してくれることが多い。自腹の場合は距離や運びたい量による。
3月は引っ越す人が多く、引っ越し代が高くなりがちである。また、そもそも引っ越し屋の予約が取れないこともある。
その場合、宅配便を利用したり、トラックをレンタルするなどの工夫が必要である。
引っ越し初日から必要となる電気・水道・ガスなどについては事前に不動産屋に相談するとよい。
カーテンも初日から必要なので、引っ越す前にサイズを測って準備しておく必要がある。
立地
オフィスまでの距離はドアToドアで30分以内を目指す。長くても1時間以内にした方がよい。
通勤・退勤時は電車内だけでなく駅も混雑する。また、トラブル等で電車が止まることは意外と多く、使用する路線が多ければ多いほどトラブルに遭遇する可能性も上がる。
したがって、乗り換え0回で出社できる場所に住むのがよい。
複数の路線がオフィスの近所にある場合は、地図上での距離だけでなく、駅の出口の場所とオフィスの入り口の場所を確認したうえで、最適な路線を選ぶのがよい。
駅からオフィスまで直通だと傘が要らないので楽である。
どの路線を使っても大差がなさそうな場合は、前述のように東京メトロ沿線がオススメである。
当然、一度訪れてみて見分する方がよい。周辺を歩いてみるのも有効である。
駅からの距離は超重要。最近はそれでマンション価格が決まると言っても過言ではないレベルであり、それくらい重視する人が多いことは頭に入れておく必要がある。
傘を忘れても大丈夫な距離に住めるとベストだが、遠くても駅から徒歩10分以内がよい。
駅からの距離は徒歩1分=80メートルで計算され、切り上げである。すなわち、81メートル~160メートルの場合は徒歩2分となる。また、直線距離ではなく、道に沿った距離である。信号待ちは考慮されない。
そもそも、この測定はわりと適当なので実際に歩くなどして試した方がよい。
駅からの距離は、駅の中で最も物件に近い出入口からの距離である。駅によっては出入り口から改札やホームまでの距離が異常に長いので注意する必要がある。
駅の出入り口によっては、終電より早く閉まることがある。
仕事で夜遅くなることもあるので、特に都心から離れたところに住む場合や女性の場合は、駅から近い方がよい。
徒歩圏内にコンビニが複数あると、飽きないし、1つがつぶれても安心である。
スーパーマーケットも1つは欲しい。自炊しないとしても、生活用品等の購入で何かと便利である。
常連になれそうなレストランも複数あった方がよい。
100円ショップがあると超便利。
大通り沿いは夜もうるさく明るいので避ける。
近所に消防署や病院があるとサイレンがうるさいので注意する必要がある。
近所に小学校があると子供がウロチョロするので苦手な人は注意する。
都心部は街宣右翼や市民団体などが日曜日の朝から活発に活動する。特に選挙前や終戦の日前後は連日続く。
設備
木造建築は隣の音が聞こえやすい。すなわち、こちらの音も隣に聞こえているということである。友達を呼んで宅飲みなどしたい人はSRCにすること。
角部屋だと窓が2つあって換気しやすい。
2階以下はゴキブリが発生しやすい。防犯的観点から見ても、3階以上がオススメである。
床面積は壁の厚さにもよるので、数値や畳数はあまり信用しない方がよい。
ロフトは登るのが面倒なのでだんだんと使わなくなる。
物が多い人の場合、収納スペースはしっかりと確認してから決めた方がよい。
入り口が狭すぎると大型家具が持ち込めない場合がある。
宅配ロッカーがあると便利。いちいち不在届を見て再配達手続きをする時間って結構無駄だと思う。
浴室乾燥機があると便利。ただし、比較的新しい家にしか設置されていないことが多く、新しい家は家賃が高めであることが多いので、乾燥機を買って代用することも検討する。
女性の場合、洗面台は独立していないとキツイ。
廊下から浴室に即繋がっていると、部屋の中の湿度があがりやすい。
自炊するならコンロは最低2つ、できれば3つ以上欲しい。
コンセントの位置や個数は重要である。
防犯・防災
低層フロアはモノが投げ込まれるなどのイタズラに遭いやすい。強風でとんでくることもある。
最上階は屋上からロープで降りやすいので、意外と窃盗リスクが高い。
オートロックは他の人に続いてはいるなどですり抜けられるので、過信しすぎない方がよい。
鍵は、賃借人が変わるたびに取り換えることが一般的である。
都心は刑事事件が多いが、優秀な警察官が配置されるので鎮圧も早い。
表札は出さないのが一般的である。
短時間の外出であっても、鍵は必ず閉めたほうがよい。
1981年と2000年に耐震基準が厳格化されているので、築年数を確認する際の参考にするとよい。
賃貸であれば標高や地盤の固さについてはあまり気にしなくてもよいと思うが、心配な人はちゃんと調べること。
都心に近づくほど、非常時に国から守られやすい。例えば千代田区、港区、中央区などは東日本大震災の時に計画停電の対象予定地域から除外されている。
その他の住宅関係の知識
引っ越しのあいさつはしなくてもよい。
同じ駅に同じ会社の人がたくさん住んでいると、良くも悪くも休日に遭遇しやすい。
エレベーター点検はわりとよくあるので、高層フロアに住む場合は共有スペースの掲示場などであらかじめスケジュールを把握しておいた方がよい。
火災報知器の点検などで業者の人が室内にあがることもあるので、部屋は常に綺麗にしておいた方がよい。
初期からの汚れや設備不良はすぐに写真に撮って不動産屋と共有しておいた方がよい。後々になって責任を負わされることを避けるためである。
夜の楽器演奏は一部の電子製品を除きクレームが来やすい。
ペット禁止のマンションが多い。こっそり飼うと近所の人にチクられたり、退去時に汚れでバレたりする。
喫煙についても同様である。
キッチンの流しやトイレなどの掃除をサボらないこと。
その他の知っておいた方がよいこと
洗濯機は室内に置いたほうが傷みづらい。
炊飯器によって米の味は大きく変わる。
スーツ勤務の人はアイロンおよびアイロン台が必須である。
電気はリモコンで点灯できるものが便利である。
ベッドは大きすぎると邪魔になる。
1メートル以上の高さの家具は買わないか、せめて固定した方が地震の時に安心である。
家具を固定する際やポスター等を貼る際、壁に穴をあけると大家に怒られるので注意する。最悪の場合、弁償させられる。
コンロの火のつけっぱなしなどにはとにかく気を付ける。
長期外出の際には元栓を閉めたり電気のブレーカーを落とすなどの対応もするとよい。
爪切りや綿棒、体温計など毎日ではないが必ず使うものを忘れがちなので注意する。
シャンプーなどの消耗品は予備を買っておくとよい。
調味料は大きいサイズを買いすぎると使い切れないまま賞味期限がくる。
卵などの生鮮食品も余りやすい。
住民票は会社への証明書などにも使うので、移しておいた方がよい。
ちなみに、住民票は役所に保管されているものが原本であり、我々が入手できるものは全て「住民票の写し」である。役所からもらったもののコピーを「写し」だと思って提出すると恥ずかしい。
後述の怪しい人達に注意する。まともな社外の人間関係は、学生時代から東京に住んでいる同僚などを介して作ると安心である。
危険な誘惑
訪問販売系
引っ越してくると、まず「NHKの契約をしろ」という訪問がくる。ただし、最近は立花さんなどの影響もあり減ってきているらしい。
新聞の勧誘が来る。この際、身分を明かさないことが多い。例えば「YCセンターです。お届け物です。」などという風に言って扉を空けさせる手口が横行している。
YCとはYomiuri Centerの略であり、YCセンターとは読売センターセンターである。つまり、読売新聞の勧誘。
ここでいうお届け物とは、新聞契約時の粗品を指す。
先に粗品を渡してから契約の話をするなど強引な勧誘も多い。
宗教家もよく訪問してくる。
政治活動家も稀に訪問してくる。
工事を装った業者が来る。「このマンションで新しく高速のインターネットが使えるようになりました!」「ケーブルテレビが見られるようになりました!」などという報告を装い扉を開けさせ、自社プロパイダへの勧誘に繋げる手口である。
当然、元から使えるので新たに工事がされたわけではない。
「KDDIの代理店です!」など、大手企業の関係者であることを前面に押し出して怪しい勧誘をしてくることも多い。
これらは先述の火災報知機の定期点検などと区別がつきにくいので注意する。わからない場合は管理人に聞くのがよい。
モニター付きインターホンのある家だと、だんだん姿を見ただけで見破れるようになってくる。
マルチ商法・自己啓発セミナー
マッチングアプリなどで出会った人などから立食パーティに誘われてついていくと、マルチ商法の勧誘場所であることがある。
会社の非正規社員等から誘われることもある。
異業種交流会や合コンなどで誘われることもある。
金持ち父さん貧乏父さんという本を勧められたら99パーセント勧誘目的である。
TアップやABCなど使い古された作戦をいまだに使ってくる。「メンターに会わせたい」「尊敬する人に会わせたい」などと言われると、注意が必要である。
必ずしも美男美女が勧誘してくるとは限らない。
聞いてもないのに儲かっているアピールをしてくると注意である。そのわりに毎回割り勘であればほぼクロと思ってよい。
相手が小食すぎる場合も注意。同じ日に何人とも食事をして勧誘しているからである。
ビジネスの内容や詳細な手口を秘密にしたがる場合も注意。
マルチ商法関係者が主催する立食パーティには、たまたまついてきただけのまともな人も多数いるので、そういう人と仲良くなり、良好な交友関係が広がることもある。
株・FX・先物・オプション・不動産
一人暮らしで自由な時間ができて、かつ資金もたまり始めた人が手を出しがちである。
少額の現物取引から始め、いつのまにか自分はできると思い込み、または損失を取り返そうとして、信用取引やFXの高レバレッジ取引に手を出しがちである。
そして、失敗しがちである。得をした時だけ他人に話し、損をした人は黙りがちである。
金銭的に損するだけでなく、業務時間中も株価が気になって集中できないなど、色々な悪影響がある。
投資全般が悪いわけではないが、自制心がない人や自分で勉強するほど興味がない人は、はまりすぎないようにやり方を工夫した方がよい。
特に男性ははまりやすいので注意。
投資用不動産の購入は、電話での勧誘も多い。不動産業界には、「向こうからくる話は全部クソ」という名言があることを知っておくとよい。
個人的にお気に入りの場所
上野公園。動物園以外にも、大型の博物館が2か所、美術館が2か所、その他数々の施設が揃っていて知的好奇心が満たされる。
東京ミッドタウン。六本木ヒルズに対抗してできた六本木ヒルズより10メートルだけ高い商業施設。冬のイルミネーションが綺麗。
国会図書館。本当になんでもある。新入社員が調べものに行かされがちな場所でもある。
東京スカイツリー。馬鹿なので高いところが好き。
メゾンカイザー。おいしいパン屋。東京以外にも店舗はあるらしい。
あとがき
eBay Japan社が昨年行った調査によると、一人暮らしをしている人の約8割が、「一人暮らしを楽しい」と感じているようです。
一方で、同調査によると7割程度の人が、一人暮らしの準備が大変だったとも答えています。
実際、人事として働いていると、一人暮らしが不安だという学生からの意見を聞いたり、実際に一人暮らしをしている人からの悩みごと相談などを受けることも珍しくありません。
これらの不安・悩みごとについて、私は人事担当としてある程度統計的なデータを見てきたり、昔なんとなく宅建資格を取得した時に勉強した住宅関連の薄い知識があったり、何より東京都でそこそこの年月一人暮らしをした経験があったりするので、それらの知識や経験をもとに、新入社員の方にとって役立ちそうな情報をまとめてみました。
既に東京に住んでいる人や一人暮らしの経験がある人にとっては常識だと思うものも多いかと思いますが、そうでない方の一助となれば幸いです。
今回の記事の内容は、直接就職活動の役に立つわけではないと思いますが、良い生活環境は良い社会人生活に繋がります。仕事に慣れるだけでも十分大変なので、それ以外のところではできるだけ事前に準備しておくのがよいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ほしの
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