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SOLER原則で寄り添う。

四半期〜半年を目処に、何でもいいから「育児本」を読むようにしている。

科学的な根拠が疑わしいものもあるけれど、自分にとって有益そうなものは積極的に取り入れている。何もしないと”手ぐせ”のような感覚で子どもに接してしまい、実に危うい。

……ということで、今回読んだ本の中で紹介されていた「ボディ・ランゲージの『SOLER原則』」について記したい。

S=Square(真っ正面):相手の正面に座る
O=Open(オーブンな姿勢):足や腕を組んだり、手遊びをしたりしない
L=Lean(もたれる):相手に体を傾ける
E=Eye contact(アイコンタクト):相手と目を合わせる
R=Relax(リラックス):ソワソワせずに、落ち着きを保つ

(島村華子(2020)『モンテッソーリ教育から学ぶ 自分でできる子になるための 子供のほめ方、叱り方』ディスカヴァー・トゥエンティワン、P135より引用)

まあ、これができたら苦労はしないのだけど。

ただ、O(Open)とL(Lean)について、最近はなかなかできていないように気付いた。

特に長男は6歳になり、言葉数も増え、良くも悪くも「反論」を受けることが多くなってきた。だいたいは言いがかりのような理屈を述べられるのだけど、それは僕が大人だから感じるだけで。

当人は必死で、大真面目で、自らの理屈を述べているのだ。

そうしたときに、オープンな姿勢で傾聴するというのは大事になっていくだろう。

答えを提示するのでなく、対話を重視する

クローズド・クエスチョン( 「はい」か「いいえ」を選ぶもの)でなく、オープン・クエスチョン(回答の範囲を制限しない質問)を意識すること。

案外それは、育児だけでなく、大人同士のコミュニケーションにおいても大事なことだとも感じる。これからの3〜6ヶ月、SOLER原則を意識しつつ、対話を重ねていきたい。

*

なおSOLER原則は「育児」に限らず、ビジネス・コミュニケーションでも活用できる考え方のようです。

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