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【わたしの本棚】

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#神野直彦

【わたしの本棚】③

【わたしの本棚】③

【わたしの本棚】③
その時、その時の関心事が思い起こされる。

▶『加藤秀俊著作集』探究の技法

『整理学』『自己表現』『取材学』を中公新書で読んでいたが、やはり 探究学習の古典的な三部作かなと思います。

▶ D・カーネギー『人を動かす(完全版)』を読む

▶『分かち合い社会の構想』

▶『かくれた次元』

最近の関心事。

エンデの予言より:現代社会は「お金」の病にかかっている。

▶『エンデ

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【読書百遍】『分かち合い社会の構想』

【読書百遍】『分かち合い社会の構想』

神野直彦さんの『分かち合い社会の構想』を再度 読み返す。

経済学者 宇沢弘文さんの弟子を自認する神野直彦さん。

▶ 人間の歴史が方向性を喪失し、ダッチロール現象を起こしている・・・p.2より

【Note】2021.06.09.

【連合総研/書籍】岩波書店より2017年9月発行

2022.06.09.

お題【わたしの本棚】①

お題【わたしの本棚】①

これまで、読んだ本を備忘録的にNoteに書き込んできました。

ここらで、ちょっと趣きを変えて「 お題【わたしの本棚】」として、振り返ってみたい。

『木を植えた男を訓む』Jean Giono 著
高畑勲 訳著
徳間書店 (1940.07.31)

私が販売促進部(スタッフ職)に就いた時に、同僚から薦められました。

営業職(ライン)と違い、結果が具体的(数字)に現れない仕事。

▶ スタッフ職と

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「ほどほどの分かち合い」

「ほどほどの分かち合い」

経済学者 宇沢弘文さんの弟子を自認する神野直彦さん。

【読書百遍】神野さんの『分かち合い社会の構想』を読み返す。

『分かち合い社会の構想』
神野直彦・井手英策・連合総研 編
伊藤康・秀あや美(かむろ あやみ)
岩波書店 (2017.09.22)

【ブックレビュー】
ポピュリズムや排外主義が世界を覆うなか,人と人の絆は分断され,富の奪い合いが進む.他者の痛みを分かち合い,お互いが支え合える社会

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【財政の仕組み】

【財政の仕組み】



『財政のしくみがわかる本』
神野直彦 著
岩波ジュニア新書 (2007.06.22)

先ず初めに「財政」について、理解することに。

財政のステージ「場」1) 生活の「場」
2) 生産の「場」
3) 政治に参加する「場」

民主主義の原則1) 未来は、だれにもわからない。
2) 人間には誰でも かけがえのない能力が ある

私達の社会の未来づくりすべての社会の構成員が、各自のかけがえのない能

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【読書百遍】『地域再生の経済学』

【読書百遍】『地域再生の経済学』

今回の コロナ禍を切っ掛けに、都市と地方の関係が見直されるだろうか?

これまでは、イソップ寓話の『都会のネズミと田舎のネズミ』のように スピードや競争に「ついていける者と、ついていけない者」と云う尺度で考えられていました。

人と人との繋がりが ある時代には、他者を蹴落としてまで 物質的欲望を充足しようとは思わなかった。

人々は、存在欲求が充足されていないから、所有欲求を満たそうとする。

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