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「自分でどうにか出来ること/どうにも出来ないこと」を見分ける力があるといいんじゃないかなぁ

最近思ったことで、特に結論とかも出ないと思いますがつらつらと。

「今日は○○では、~~人の新たな感染が確認されました」

夕方の情報番組のキャスターが、神妙な面持ちで原稿を読み上げる。

「過去最多」「第2波の到来」

不安を煽るような単語とともに、感染人数の数字がテレビを、新聞を、インターネットニュースを駆け巡る。

この様子は、今やおなじみの光景になってしまったかもしれない。

国会議員の○○さんが"接客を伴う飲食店"に行っていた
離島に逃げてきた人が、実は感染者だった

メディア媒体による情報の多くは有益なものだけど、聞く人の義憤を煽るような報道も、日に日に増えている気がする。

ニュースバリューがあるんだろうし、どうやってテレビ局が生計を立てているかを考えたら致し方ない部分があるのもわかるけど…ね。

今回の一番"大きな被害"は「飛び交う情報にやられて気が滅入ってしまった人」がめちゃくちゃ多いことなのではないかなと僕は思う。陽性と診断された実際の感染者の、比ではないほどの数の。

感染者数の増減に一喜一憂して、正しい(と思われる)行動と反することをした人に怒り、不安に苛まれる。

外出自粛もしていて当該ウイルスに感染するリスクは極めて低く、身体も全然元気なのに、心を病んでしまう。

そんな人が、これからもっと増えてくるのではないかと思う。


「自分でどうにか出来ること」と「自分ではどうにもできないこと」を切り分けて考える。

僕が数年前から大事にしている考え方で、これが出来るようになってからは不安が減り、心がかなり楽になった気がする。

感染者数は、日々増えるかもしれない。

コトの重大さを理解せず、好ましくない行動を繰り返してしまう人もいるかもしれない。

でも、感染防止のために自分にできることは手洗いうがいを励行して、洗っていない手で顔を触らず、十分な睡眠と栄養を取ることだけ。

それだけ。


自分がどれだけ願っても、感染者を直接減らすことは出来ない。

けど、感染しないための身体を自分で作ることはできる。

気が滅入らないように、不必要な情報をシャットアウトすることも、自分でできる。

「自分でどうにかできること」と「自分ではどうにもできないこと」を見極めて、心身ともに健康で乗り切りましょう。

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https://twitter.com/horiken_ss


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