ラブソングで自分語り
上記のリンクで曲を聴き、歌詞をご覧ください
中身は情熱的に愛し合う2人のラブソング
聴いているだけで「ご馳走様」
わたし、異性へ
ここまで愛したことや愛されたことがあったかな
断言していい、「ない」
これに似たセリフは聞いたことがある
もちろん、わたしへ向けてではなく愛猫に向けて
愛猫が亡くなった折、復讐と自死と考えた人
話を聞いた時、妙にしっくりして
確かに、ネコの奈々のためにウソや殺しは厭わない
姿形がネコだからといって侮るなかれ
何かの記事を書く際
『池袋暴走事故』『光市母子殺人事件』
『地下鉄サリン事件』『闇サイト事件』を調べた
いずれもご遺族様が先頭に立ち
被告へ厳罰や死刑を求めた事件だ
わたしはここまで家族のために闘えるか
家族はわたしのために闘ってくれるか
恐らく、ひっそりと暮らしながら裁判の行方を
裁判官に委ねて身を隠しているように想像した
それは、ネット民が怖い
自分の尺度で測る市井が怖くて、隠れてしまう
落ち度のない死者や遺族は
ネット民や市井の憂さ晴らしとしてサンドバッグになり、延々と叩かれ続けなければならない
わたしは前職、葬祭業に従事し
2件ほど、被害者に落ち度がない殺人事件を扱い
遺族の苦痛とは逆のベクトルで
ネット民が壮大に死者を叩いている文字を見つめ
遺族もそれを知って、全面で対応するのを控えた
どちらも偶然に居合わせ、命を奪われ
報道や裁判より
ネット民が作り上げた真実は世論に優先されていく
誰が荒波を制することができるのか
愛情とは、悪意の前では無力で
耳目を覆いたくなるほどの被告の悪業が
マスコミから出尽くして行くのを待ち
それらからネット民や市井に審判させるのが賢い
1件の遺族とは縁があり、わたしが退職した今も
LINEを通じて仲良くさせていただいており
事件当時を振り返ると
現在の遺族は前向きになられた様子を感じる
「最愛の家族へ名誉と尊厳を守りたい」
被害者遺族の意思までぶった斬る、言葉の津波
ネット民の正義って、どこを目指しているの
多数の正義もどきの悪を見て
少しの人道的な気持ちと寛容さがあれば
見知らぬ遺族が守れるんじゃないかな、なんて