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それが人間なんじゃないかと思う

ドラマや映画のレビューを読む

大根役者や棒読みなど、ネットには酷評が並び
学芸会並みな演技が好みの演出家や視聴者がいる
だから、否定はでき兼ねるかなと思う

日常生活で、無表情で無感情のときがあった

連勤から、やっと休みになっても
ウソみたいに顧客からの電話が鳴り続けた
会社の携帯を所持するのが規定だったので
心身が休める時期がなかった経験もした

機嫌が悪いのではなく、相手が悪いのでもない
ただ「疲れ」から
逃げられないときが人生には訪れる
過労には、育児や介護が代表格かもしれない

昔、新聞の投稿欄に
「主婦の過労死はない」と書いてあった
内心、代わりに一家心中があるけどなと思った

仕事柄、他人の死を扱うので
無表情、無感情で注意されずに済んだのは
幸いだったと感じていた

スタッフには、発達障害やHSPなどもいて
うつ病経験者もいたから
誰かしら落ち込んで、無口であっても
後から「この職種で救われましたね」と話した

冒頭に戻り、俳優や女優には観るに耐えない
演者がいるのは否めないとしても
実社会には、様々な人がいる

「夢の国のキャスト」を彷彿させる
オーバーアクションと珍しい口調
二次元から飛び出したような言葉遣い
反対に、AIみたいな人柄が掴めない人まで

虚像の世界と変わりない場合がある

喜怒哀楽も性格も、画一化されてない
それが人間なんじゃないかと思う
人に話すまでもない、話したくない裏側もある

自己啓発は、ポジティブで人を統一したがり
他人を変えたがる
ネガティブな低空飛行も
景色がはっきり見えて落ち着くんだけどね

人は試されている
それは想像力の有無にも適応されていると感じる