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イライラと不安をとる春の薬膳茶

イライラして落ち着かない。
マイナス思考による不安、落ち込み、寝つきも悪い。
髪の毛、肌も乾燥しがち。

これらは血が不足しているサインです。

春はエネルギーを巡らせる肝に負担がかかっています。

肝は血を貯蔵する働きがありますから、肝が弱っていると蓄えられる血も少なくなります。

春は血の不足による不調がよくあらわれます。


早く寝て血を増やす



一番てっとり早いのは睡眠時間を増やすこと。
食べもので改善するのは時間がかかりますからね。

疲れたときは早く寝ましょう。

前日より5分早く寝るよう心がけるだけでも、続けていくと1時間ほど就寝時間が早くなることも。

中医学では各臓器が活発に動く時間が決まっています。

肝の時間は午前1時から午前3時。

体中の汚れた血が肝に集まり解毒され、綺麗になって全身を流れます。

この時間に寝ていないと、血は汚れたまま。
栄養も巡りにくいし代謝も低下します。

お肌にも影響が。しみ、くすみ、くまなど血の汚れが目立ちます。


お茶で血を増やす


薬膳茶は料理よりも簡単にでき続けやすいです。

血を増やすクコの実。目のトラブルも抑えます。

春は体の余分な熱が上に上がりやすいので、目の痒み、鼻詰まり、頭痛、めまいなども多くなります。

上がった熱を抑える菊花。

更年期のほてり、不眠、まぶたのピクピク、落ちつかなくてソワソワしてしまうときにも。


この季節のベースは緑茶。体の熱を冷ましてくれます。
冬はほうじ茶。むくみが気になる人は黒豆茶で。


ちなみにお茶の葉は原製茶園のうれしの茶。

ティーバッグは初めて買いましたが、茶葉とは変わらぬ芳しい香りとうまみで大満足です。




ペットと一緒に。

犬猫ちゃんペットたちも人と同じく、春は肝の弱りから血不足になっています。

爪がボロボロでよく割れる、筋肉のふるえや痙攣、毛がパサパサ、フケや痒み、そわそわしてよく鳴く、夜に寝られなくて鳴く。コロコロ便、乾燥便。

などの症状が見られます。

ペットたちはお茶ではなくて、お湯でいいです。
クコと菊花を入れたお湯をフードなどにかけてあげます。

春のお疲れの養生でした。
薬膳でペットもシェアできるのは嬉しいですね。



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