見出し画像

著…今泉マユ子『災害時に役立つ かんたん時短、「即食」レシピ もしもごはん』

 災害時に電気・ガス・水道が止まっても、備蓄食材や防災グッズを活用して、なるべく日常と同じ食事が出来るレシピを紹介している本。


 災害発生後1人分の1週間の献立例が載っています。
 
 火も水も包丁もまな板も使わず、ポリ袋の中で食材を混ぜるだけで簡単調理!

 器にアルミホイルやラップを敷くので、洗い物が出ないのもポイント。

 水道が使える時は水のことを特に意識しませんが、人間は飲料としても生活用水としても沢山の水を必要とするので、水を節約出来るアイディアってありがたいですよね。

 しかし…、上記の事柄は、やはり日頃の備蓄あってこそ。

 災害が起きてから食材を買いに走っても時既に遅し。

 近隣のお店は品切れ続出になるでしょう。

 また、もしアレルギーがある方であれば、避難所で配られる食べ物を食べられないこともあります。

 何も起きていない時から備えておくことが必要です。

 この本には、食料・水を少し多めに備蓄する→古いものから順に食べる→補充する、を習慣化することで「いざという時に賞味期限切れで食べられない」なんて事態を防ぐ方法や、備蓄品の収納方法や分散備蓄方法も書かれていて、参考になります。

 わたしも早速自宅の備蓄状況を見直します。



 〈こういう方におすすめ〉
 いざという時のために日頃から備えておきたい方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間半〜2時間くらい。

この記事が参加している募集

#読書感想文

192,370件

いつもスキ・フォロー・コメント・サポートをありがとうございます😄 とても嬉しくて、記事投稿の励みになっています✨ 皆さまから頂いた貴重なサポートは、本の購入費用に充てさせていただいています📖