監修…西村敏英『ゼロから理解する食肉の基本 家畜の飼育・病気と安全・流通ビジネス』
牛・豚・鶏といった動物がどのように飼育され、殺され、検査され、加工され、運ばれ、やがて食卓に並ぶまでに至るのかを教えてくれる本。
動物を殺す方法についての説明や、モノクロ写真ではあるものの内臓を摘出するところの写真が載っているので、苦手な方もいるかもしれません。
しかし、スーパーに並んでいるお肉たちが元々はどんな姿だったのか知っておくのって、とても大切です。
最初からお肉だったわけではなく、かつては生きた動物で、わたしたちはその命を分け与えていただいているわけですから。
しかし、例えば肉用の牛を育てて売っても、経費の方が多くかかるために、肥育農家の経営は苦しいそうです。
肉に限らず、魚・野菜・果物などについても同じことが言えますが、消費者が外国産ではなく「国内産」のものを選んで買うことで、日本の生産者を守る必要がありますね。
だからといって、外国産なら食べ残して良いというわけではありません。
残さず美味しくいただきたいですね。
〈こういう方におすすめ〉
自分が普段食べているお肉がどんな流れで食卓に並ぶのか知りたい方。
〈読書所要時間の目安〉
2時間くらい。
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