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編…岩井菊之 絵…中谷靖彦『ポテトチップス(イチからつくる)』

 こんにちは。

 ポテトチップス好きの方におすすめの絵本をご紹介します。

 どんな品種のジャガイモがどんな風にポテトチップスになるかという工程を学べます。

 なお、自宅でポテトチップスを作ろうというレシピ本ではないので、そこだけはご注意ください。

 洗われ、皮を剥かれ、傷みがないか確認され、スライスされ、お湯で糖を落とされ、水気を切られ、塩をふられ、小さいものや色の違うものを機械と人が点検し、フライヤーで揚げて、ポテトチップスが壊れないよう乾燥した空気で袋を膨らませて包装して…などなど、沢山の工程があることに驚かされます。

 わたしはジャガイモと言えば「メークイン」「男爵いも」「インカのめざめ」くらいしか知らなかったので、ジャガイモの品種の多さにも圧倒されました。

 主にポテトチップスやフライドポテトの加工に向いているのは「トヨシロ」「ワセシロ」「きたひめ」「スノーデン」「オホーツクチップ」「らんらんチップ」なのだそうです。

 こうした加工用の品種は、生食用の品種について比べると、デンプンの割合が高くて糖が少なめとのこと。

 糖が多いと揚げた時に焦げてしまったり、「カリッ」とした食感が生まれにくいのだとか。

 勉強になりました!

 そしてお腹が空きました!

 今からポテトチップスを買いに行きます。

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