著…戸練ミナ『重ね煮レシピ100』
作り置きを前提としたレシピ本。
作りたてを食べたいけれど毎日調理するのは時間的にも体力的にも辛い。
でも惣菜を買うのではなく自分で作ったものを食べたい。
そんな働く身にぴったりな本です。
「重ね煮」だと結構日持ちするんですね!
わたしはこの調理法そのものを初めて知りました。
野菜をランダムに鍋に入れるのではなく、例えばミルフィーユみたいに綺麗な層になるように重ねて、野菜の水分だけで蒸し煮にするなんて、思いつきもしませんでした。
野菜をどの順番で重ねるかということや、野菜の切り方、火を止めるタイミングなど、非常に奥深くて勉強になります。
料理って理科の実験みたいで面白いですよね。
また、重ね塩の発想も目から鱗。
鍋の底に塩を均一に振ってから野菜を重ねて層を築き、一番上にまた塩を均一に振って鍋の蓋をする…。
これを思いついた人はすごいですね。
色んな重ね煮レシピが紹介されていますが、ドレッシングやにんにく生姜の作り方、お菓子の作り方も載っています。
空腹時に読んだことを後悔するほど、どの料理も美味しそうで…。
お腹が鳴りました。
〈こういう方におすすめ〉
煮物系のレシピを極めたい方。
〈読書所要時間の目安〉
ざっと目を通すだけなら30分くらい。
実際に作るともっとかかります。
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