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著…村津大地『不調の原因は歯にあった! 常識を変える「口から始める健康法」』

 「歯が悪くなったら削ったり抜いたりして入れ歯を入れればいいんだから、歯磨きなんてしなくて大丈夫」なんて甘〜いことを考えてしまっている方におすすめの本。

 口は全身状態のバロメーター。

 歯、歯茎、顎、舌の様子などから健康状態を読み解くことが出来ます。

 口の中の状態が良くなければ、飲み食いに支障が出て、栄養不良にも繋がります。

 特に歯は唾液、血圧、体温、視力、骨格、心、全身のバランスといったあらゆるものに関係しているので、自分の歯を失わずに済むよう、しっかり歯磨きをすることが必要です。

 わたしが通っている歯科の先生はよく「実際にはまだ全然歯を磨けていないのに、歯磨き粉を使うと歯全体がツルツルになって、ちゃんと磨けたような気分になってしまう。でも、細かいところには歯垢が残ったまま。だから、いつも歯磨きをしているのに虫歯が出来た! なんてことになってしまう」と言うのですが、この本の著者も同意見。

 著者は歯磨き粉について「ゴミが臭くなってきたから消臭剤をかけているようなもの」「ホコリの上から除菌スプレーをかけているようなもの」と述べています。

 わたしも歯間ブラシやフロスを併用しながら歯ブラシで丁寧にブラッシングをして、歯磨き粉やマウスウォッシュを補助アイテムとして使用い、それぞれの効果を期待しようと思います。

 目指せ、綺麗で健康的な歯🦷



 〈こういう方におすすめ〉
 歯を綺麗に保つことで健康寿命を伸ばしたい方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間くらい。

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