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著…アフロ、アマナイメージズ『名作アニメの風景50 誰もが知っているあの物語の舞台へ』

 アニメを観ていて、「舞台となった場所に行ってみたい」と心惹かれた経験のある方におすすめの本。

 この本のP114~115を見て、わたしは思わず「バラはバラは~♪ 美しく散~る~♪」と歌ってしまいました。

 ヴェルサイユ宮殿に行きたいです!

 勿論、『ベルサイユのばら』の単行本をバッグの中に携えて。

 「ここでオスカルとアントワネット様が…」と想像しながら、ヴェルサイユ宮殿でベルばらの世界観にどっぷり浸りたいです。

 少女時代、親から「テレビから離れなさい!目が悪くなるでしょ!」と怒られながらもベルばらのアニメに釘付けだった者としては(確かに視力は悪くなりました。でも悔いはありません)、もはやオスカルは架空の人物ではありません。

 もはや実在した人物にも等しい存在なのです。

 同じ理由で、わたしにとっては『フランダースの犬』のネロとパトラッシュも特別な存在です。

 子どもの頃、テレビの前で「誰かネロとパトラッシュを助けて!」と願い、どんなに泣いたことか!

 よく、日本人観光客がベルギーに行って「『フランダースの犬』でネロとパトラッシュが死んだ教会はどこですか?」と現地の人に質問して「フランダースの犬って何?」と現地の人を困惑させているそうですが、わたしも行きたいです、アントワープ・ノートルダム大聖堂へ!

 P108~109掲載のこの大聖堂の写真を見て、ネトとパトラッシュが天使たちによって天国へと召されるシーンを思い出し、胸が痛くなりました。

 架空の人物と犬だからお墓は勿論無いけれど、でも行きたいです、お墓参りのような気持ちで。

 こうして現地の人を困惑させる日本人観光客はまた一人増えていくのです…。

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