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編…講談社『からだのしくみを学べる! はたらく細胞 人体のふしぎ図鑑』

 こんばんは。

 「自分の体の中はどうなっているんだろう?」と興味がある方におすすめの本をご紹介します。

 『はたらく細胞』の漫画やアニメを知らなくても楽しく読める図鑑です。

 細胞たちがどう生まれ、どう成長し、どう細菌やウイルスと戦い、どう死んでいくのか。

 自分の体の中で今この瞬間も実際に起きていることなのに、意外と知らないものですよね。

 この本は、赤血球、血小板、好中球、好酸球、好塩基球、キラーT細胞、制御性T細胞、ヘルパーT細胞、B細胞、NK細胞、記憶細胞、単球、マクロファージ、樹状細胞、マスト細胞といった細胞たちについて分かりやすく教えてくれます。

 それぞれの細胞に親しみを持てるように紹介されているので、わたしは「そっか、赤血球の寿命は約120日。好中球の寿命は約2〜5日。血小板の寿命は約10日…。せっかく頑張って働いてくれているのにお礼も言えないな…。せめて、わたしも頑張って生きなきゃな…」としみじみ考えるようになりました。

 出来るだけ細胞たちに負担をかけず、今日も元気に働いてもらえるように、わたしも生活習慣を改めます!

 それにしても、がん細胞って本当に不思議。

 他の細胞は体を守るために働いているのに、がん細胞はそうじゃない…というのが何とも謎めいていますよね。

 正常な細胞たちを壊し、広がり、様々な場所に移り、どんどん大きくなって命を脅かす…。

「がん細胞は、正常な細胞が細胞分裂するときのコピーミスによって生まれます」
(P103から引用)


 というのを読むと、「がん細胞も他の細胞たちと兄弟なのに、殺し合う運命なんだな…」と気の毒にも思えてきますが…。

 がんで苦しんでいる方がとても多いので、どうにかがんの治療法がもっと確立されたら良いなと祈るばかりです…。

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