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監修…吉木伸子、中村格子、田村マナ『38歳からはじめたいリカバリー美容事典』

 エイジングケアは「攻めのケア」であり、いわば「自然な流れ」に逆らうケア。

 だから、肌に負担をかけないようにまずは肌の土台を整えましょう、という本です。

 しっかりした肌の土台を作るには、単に肌の表面だけにアプローチするのでは不十分で、食事・睡眠・運動などあらゆる面のケアが必要であることを、ひしひしと痛感する内容です。

 悩み別の原因と対策が丁寧に紹介されているので、これまで正しいと思い込んで行なっていたケアや、やり過ぎケアを見直すきっかけになります。

 特に、「日焼け止めをこまめに塗り直す」ということがいかに重要かが分かりやすく紹介されています。

 大切なことなのに、意外とおろそかにしがちですよね…。

 また、

 「歩き方が悪いだけで、老けて見える原因となります。例えばひざが曲がっている、おなかを突き出している、猫背になっている、すり足で歩いている……。そのような格好で歩いていると、どんなにストレッチを頑張っていても、すべてが台無し。すれ違う人に〝あ、おばさんが歩いてきた〟と、思われているかもしれません。悪い歩き方は将来、腰痛や肩こり、ひざや脚の痛みをもたらします。そればかりか体形そのものもくずれていってしまいます。歩きながら自分で自分の体を、老けに導いているようなものです」

(『38歳からはじめたいリカバリー美容事典』 P152から引用)

 という記述にドキッとさせられました!

 毎日何気なく行っている「歩く」という行為によって、自分で自分を老けさせているとは…。

 なんと恐ろしい…!

 もしかしたら、他の「老け」の原因も、加齢によるものだけではなく、自分の生活習慣によるものかもしれませんよね。

 自分の現実を客観視するのって、とても難しいしとても怖いものですが、一つ一つ見直していきたいです。

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