監修…神田秀一　取材協力…鈴木章司『心に響く皇室の所作　日常生活に活かすしぐさと心得』

　「他の人に敬意を払いたい」という気持ちがあれば、おのずと所作は変わっていく。

　ということを気づかせてくれる本です。

心に響く皇室の所作

　多くの国民をはじめ海外の方々からも注目され、公の場で気を抜くことの無い皇室の方々のように…と言うとおこがましいかもしれませんが…。

　一般人も、常に「誰かに見られているかもしれない」という思うことが大事。

　その意識さえあれば、見苦しい言動はそもそも出来なくなると思います。

　特別な作法を知らなくても、例えば誰かに「お先に失礼します」と声をかけたり、道を譲ったりするという日常的な所作にも、美しさは宿りますよね。

　そういう気遣いが出来る人は美しいです。

　世の中には、普段は上品ぶっているのに、周りに知り合いがいない場所だと平気でマナー違反をし始める人もいますが…。

　そういう人は、たとえどんなに姿かたちが整っていたとしても、全然綺麗じゃありませんよね？

　美しい人を目指したいものです。