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著…市田ひろみ『おつきあいのお金と気持ちのつかい方』

 贈り物をする時は、物だけを送るのではなく、お礼の気持ちを示す「ひと言」を添える。

 といった心配りについて書かれた本。

 第1刷が発行されたのは平成14年。

 だから、令和元年の今とは世の中の事情が異なる部分もありますが、人間の気持ちというのは10年や20年くらいで急激に変わるものではないので、今読んでも参考になりました。

 わたしが特に共感したのは、急な訪問についてのページ。

 この本には、いくら親しい間柄でも、突然訪問したりはせず、また、近所まで来てちょっとだけ顔を出したいという時も、必ず事前に連絡するよう書かれています。

 その際は「今から行くよ」と伝えるのではなく、「近くまで来たので電話してみました」と伝えるだけにして、相手が「寄って」と言えば行き、「散らかっている」と言ったら遠慮しましょう…といったことが書かれています。

 大事なことですよね。

 親しき仲にも礼儀あり。

 あくまでも、判断するのは相手。

 自分の都合を押しつけてはダメ。

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