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著…ジビエふじこ『狩女のすすめ 獲る…だけじゃない ジビエの魅力を教えます』

 「命をいただく」ということの臨場感が伝わってくる本。

 読んでいるとジビエを無性に食べたくなってきます。

 特にクマ肉についての描写が秀逸。

 わたしは他の人から「ジビエは臭い」と聞いたことがあるのですが、著者は「ちゃんと血抜きされていれば臭くない」とおっしゃっていますし、また、著者によると特にクマ肉の栄養価が高いそうなので興味を惹かれます。

 かつて、著者は虫も運動も苦手で、魚すら捌けず、焼肉も嫌いだったそう。

 それが、40歳を過ぎてから猟師となり、女手一つで子育てをしながら、獣を解体し、調理し、加工し、販売しています。

 たくましい!

 人生って本当にいつ何が起きるか分かりませんね。

 罠を設置し、撃ち、畑仕事をし、山菜を採り、タケノコを掘り、ジビエを広めるため講演活動にも励む。

 これだけでも物凄いのに、猟師になるに至った著者の人生もこれまた波瀾万丈。

 色んな意味で肉食系。

 このバイタリティを尊敬します。

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