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著…中村奈津子『きちんと切ると料理はもっと美味しい 50年の名門料理教室の確かなワザとレシピ』

 せん切り、細切り、みじん切り、輪切り、半月切り、いちょう切り、薄切り、斜め切り、ざく切り、乱切り、くし形切り、短冊切り、拍子木切り、角切り、小口切り、面取り、ささがき、そぎ切り、じゃばら切り…。

 世の中に沢山の料理があるのと同じように、切り方も様々だと気付かせてくれる本。

 わたしは今まで、なぜそう切る必要性があるのか分からないまま、料理本に書かれている通りにお肉や野菜等を切ってきましたが、この本を読んだら、なぜレシピに「〇〇切り」と指定されているのか納得出来るようになりました。

 より美味しくするための切り方が料理ごとに異なるからです。

 例えば、繊維に沿うか、繊維を断ち切るか、といった切り方の違いも仕上がりを大きく分けます。

 シャキッとさせたい時は繊維に沿って切る。

 柔らかくしたい時は繊維を断ち切れば、水分が出やすくなるので、加熱した時しんなりするそうです。

 また、この本では飾り切りの仕方も紹介されています。

 わたしは今までれんこんやにんじんの飾り切りくらいしかしたことが無かったけれど、この本を読んで早速、P75掲載のかぶの飾り切りに挑戦してみました。

 薄切りにしたかぶを梅の花びらや菊の花に見立てるととっても綺麗なので、何度も繰り返し練習していきたいです。

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