5月が終わり6月が始まる

3月から4月にかけては
保育園の終わりと始まりで
ものすごく忙しい時期

異動やクラス替えもあったりして
また新たなスタート

なのにこんなにゆったりした春をすごしたのは
保育士になってから初めてだ

今年に限っては
コロナウィルスの影響で緊急事態宣言に合わせて、保育園も家庭保育の自粛期間が4月から始まった
とはいえ休園しないのが保育園

医療機関やライフライン系、運送業など
自粛期間中も仕事があって保育が必要な子どもたちを受け入れ
私たち保育士ももちろん仕事
なので
保育士の子どもたちも保育が必要な子となる

我が家の子どもたちは中学、高校と
私が一緒にいる必要なくステイホーム期間をむしろ楽しんでいたけれど
私が仕事の間、家のことをやってくれることが増えて
そんな風に大きくなっているので
私は休みの優遇はなし

保育園は受け入れてくれても
小学生の子がいる働く親となると、子どもの行き場がなく
なかなか大変な期間を過ごしたんじゃないかな
職場によっては
子どもがいることで休みを優遇された人もいたかもしれない
けれど、子どもの留守番も多かったのも聞く

小学校、中学校、高校の休みは3月から続いているから長かった
でも長かったようで終わりになるとあっという間とも感じる

私はほとんど仕事をしていたので
子どもたちと毎日一緒にはすごしていなかったけど
ゴールデンウィークは毎日子どもたちと家の中
出かけられない休日をすごして
久しぶりに子どもとの時間をすごしたのは貴重だった

子どもたちも友だちとの時間が増えていたり
休みで一緒に過ごすとなれば出かけることが多かったし
こんなに家の中で一緒にいたことって
育休中以来だなとしみじみ

そしてこんなにゆったりとした気持ちで仕事をしたのも初めてで
今ある状況を受けとめながら最善を尽くす
そんな気持ちのやりとりを
我が子とも、保育園の保護者や子どもたちともしながら

5月の終わり
そして6月の始まり

いろいろな立場、状況の中
様々な思いがふくらみ
これからに対して期待と不安が入り交じるところだろうか

今までできていたことができなくなってきたのが保育園でもあるのが事実
とはいえ
仕事があり生活ができていることは何よりも感謝だ

そして
我が家の子どもたちは学校からの宿題はちゃんとやっていたが…それ以外自主的な勉強をやっている様子はなし…
学校からオンラインの環境もなく
定期的にオンラインの授業をやっていて子との格差はこの期間うまれるんだろうか

明確なものがなく
仕事も学校も家庭も
手探りで最善をさぐり
やってみる

明日の6月からまた日常が動き出すが
前と同じには戻れないことは
誰もが感じていること
この期間をどうすごし
どう感じ
これからをどう思うか
どう行動するか

変えられないものは変えられない
変えられるものを自分自身の勇気と行動力で変える時なのかもしれない

この自粛期間できないこともたくさんあった
でも
その中でできることのアイディアがふくらみ
世の中の変化があったのも事実
オンラインはその一つだろう

マイナスに目を向けるのではなく
そこにプラスをみつけること

人とのつながりの尊さを実感したのも大きかったのではないか
会えない中で
できること

そして
また明日から始まる毎日の中で
少しでも変化した自分で
やっていけるといい

この時期気づいたことを大切に
行動あるのみ

そんなことを考え、思った
5月最終日

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