ホノカジ

92 I ダンスインストラクター×映像制作会社のヒト 自分のコト、好きな映画や本のコ…

ホノカジ

92 I ダンスインストラクター×映像制作会社のヒト 自分のコト、好きな映画や本のコトを書いています✏️

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ライフスタイルの変化と、近況。

フリーランス?なんだかなんだかよくわからないけど、今、わたしは割りと(いやだいぶ)自由な働き方をしています。 1つ目は、映像制作会社で映像制作・SNS発信のお仕事 2つ目は、ダンスインストラクター。 最近、1つ活動が増えました。 障がいを持つ子どもたちを預かる放課後等デイサービスのスタッフ。 実は最近わたしは、ダンス療育指導士という資格を取得するために、猛勉強中。 この1年間ダンスインストラクターの活動を通じて、中高生と関わる機会が多かった状況がありました。 そこで

    • 無駄にまみれた1日。

      ここ1ヶ月くらい、毎日考える。ディズニーシーに行きたい。 何でだろうなぁ。とにかく行きたい。 4人くらいがベスト? 入園前から並ぶ。 そのために8:30に集合する。2人くらい遅刻してくるのは想定内。 ようやく揃った4人がオープンを待つ。 どのアトラクションに乗るのか、何を食べるのか、どのショーを観るのか、一通り話し合いを行う。 計画通りにすすめば、奇跡だ。 9:00 入園してテンションの上がった私たちは、どの耳をつけるだの何だの言いながら選び始める。あっという間に

      • 「別にいいじゃん!」のパワー

        夕方、近所の公園に散歩に出かけた。 あ〜。秋だなあ。 その日の気温は、なぜか29度。 季節外れの暑さがあるのにもかかわらず、こう思ったキッカケはアレです。 キンモクセイ。 秋になるとやたらと人々の生活に浮上し、季節を感じさせ、挙げ句の果てには夏の終わりの次に切なさを与えてくる。はあ。秋だ。みんな、秋です。 なんていう余談で。 本題はこっち。 公園で、子どもたちが遊んでいたんですよね。 3歳〜5歳くらいの子が4、5人。 ひとりの子どもを除いては、みんなで追いかけ

        • 「グサッ」のゆくえ

          ひとに、指摘されるとグサッとくる。 でも。その「グサッ」のあとのキモチの方向は、無限にあるんだ。 擬音で例えてみよう。 【その1】 グサッ!グググググググg…………… 【その2】 グサッ!ググ…ピコンッ!ピロリロリ〜ン! 【その3】 グサッ!…ピピピ…ピピ?……キラッキラリラリーン 【その4】 グッ…キュピーーーーーーーーン!!!!! ちなみに、きょう体験したのは【その3】。 この時点で伝わった人がいるならば、それはもう、スティーブ・ジョブズより天才。 ありがと

        ライフスタイルの変化と、近況。

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        • エッセイ
          8本
        • 本の感想
          2本
        • 映画感想
          12本
        • 美術館
          3本

        記事

          夏の終わりなんだか、秋の始まりなんだか、

          9月に入り、早いもので8日経ちました。 みなさまいかがお過ごしでしょうか? 最近かわったことといえば。 元気なひまわりと、くたびれたひまわりがいること。 セミの声が聞こえなくなり、それ以外の虫らしい鳴き声が聞こえるようになったこと。 コンビニでは、やたらイモのスイーツ。 気温はけっこう高い。たまに涼しい。 ん〜。 これって、夏はとっくに終わっていて、秋が始まっているパターン? それとも、秋が近づいている夏の終わりパターン? 日によってキモチがジェットコースター!

          夏の終わりなんだか、秋の始まりなんだか、

          「てかLINE教えて?」の重みについて

          「ホノさん久しぶり!」 昼間のファミリーマートにて、こんなふうに声をかけてきたのは、8歳の子ども。 友人家族と会った日のこと。 確か、最後の会ったのは5年前くらい・・・? そんなことを思いながら、彼に問う。 「え?わたしのこと覚えてるの?」 「ううん!」 満遍の笑みでこう答える彼。 どのチャラ男よりも軽率な「久しぶり!」に、こんなにもほっこりさせられる世界線は今まで知らなかった。 数時間一緒にダンスをしたり、お話したり、楽しい時間を過ごしたあとは 「ホノさんこ

          「てかLINE教えて?」の重みについて

          視力2.0が役立たないとき。

          目って、とっても便利。 でも目って、視力って、ときどき役に立たない。 目に見えるものが全てじゃないっていうじゃない? そういう時。 視力が悪い方がいいときだってある。 見ない方がいいものもある。 なんか、そう。ね。

          視力2.0が役立たないとき。

          どっちが幸せ?死を知っている人間と、知らない人間と。 『余命10年』

          今までずっと、物語のテーマに病気が入ってくると、病気の人にフォーカスすることが多かった。でも、この物語はそうでもなくて。 『生きたくても生きられない人がいるんだよ!』 自死を選んだ方や、「死にたい」と言っている方に対するお決まりのこのことば。これに、思考を巡らせる機会だった。と思う。 『死にたくても死ねない人だっているんだんだよ!』 対になるこのことばも、否定すべきじゃないのかも。 どちらにも当てはまらない人に限っては、両方の視点から「死」を見つめてみると、どうだろ

          どっちが幸せ?死を知っている人間と、知らない人間と。 『余命10年』

          おばさんより、おばあちゃんがいい問題。

          わたしは、若くはない。 若くなくもないけど。 必然と年下の人とかかわることが多くなったけれど、年下の人を、特別年下と感じることはない。 一方、わたしは誰かに対して、自然と年上感を出てる、らしい。 最近お誕生日を迎えた人に、何気なく「何歳になったの?」と声をかけた。 返答は「あはは!なんかおばあちゃんみたい!」 一瞬、グサッ。 でも。5秒経ったあと、思ったんです。 「おばさん」より「おばあちゃん」のほうがよいのでは? なんとなく親しみやすくて、かわいげがある。 「お

          おばさんより、おばあちゃんがいい問題。

          外面よくしたズボラおばけ。

          料理って、苦手。 苦手というか、ちょっとめんどくさい。 とはいえ、週に2くらいは職場にお弁当は持参するし、夕食も用意する。 それに、ゆでたまごだって作れる!!!!! まあ、その他諸々と。炒めたり、焼いたり、それなりに。 でも、それが何なのかと言われれば、答えられないけど、いつも、「謎の集合体」が出来る。不味いとは思わない。 たとえば、合コンとやらで「得意料理は?」なんて聞かれたら終わる。完全に終わる。 テキトーに「肉じゃがです♡」とでも言っておくかもしれない。 でも

          外面よくしたズボラおばけ。

          敵を許す力、愛の力は偉大『レ・ミゼラブル』

          「長所や短所、善悪の定義はそもそも存在しない。それは、それを見る人や状況によって変化する。」 「不正のために生きる人もいれば、正義のために死ぬ人もいる。」 というようなコトバを本で読んだコトがあるけど、そのコトバが、何となくイメージとして繋がってきた映画だった。 あと、敵を許す力。 これ、もしかしたら責めるコトよりも、何倍もパワーがあるコトかもしれない。経験外だけど。 日常には、何か嫌なコトをされた!言われた!振られた!とか、他人を恨んだり、憎んでしまうシーンが少々ある

          敵を許す力、愛の力は偉大『レ・ミゼラブル』

          80%理解しているだろうの実際はその半分説『彼女が好きなものは』

          親しい人ががいる。 もう長いし、その人がどんな性格で、どんなものが好きで、嫌いか、周りにどんな人がいるかとか、大体のことはわかっていると思ってたの。 っていうか、たぶんその辺は把握している。 それを「理解度80%」だと思ってた。 でもね、全然!!!!!だった。 お酒の力を借りて本音で話してみたら、全然! 実際は、その半分、下手したらそれ以下だったのかもしれない。 その日話したことによって、5%プラスされたくらい。 その人が今まで、どんなことに苦しみ、悩んでいたか、

          80%理解しているだろうの実際はその半分説『彼女が好きなものは』

          自分がしあわせだとか、そうじゃないとか、あんまり考えなくなった。でも、しあわせってなんだろうって、よく考える。

          自分がしあわせだとか、そうじゃないとか、あんまり考えなくなった。でも、しあわせってなんだろうって、よく考える。

          “事実“と“真実“は似ているようで全くの別物『流浪の月』

          なんと言うか・・・・150分の映画を観終わったあと、パッと感想が出てこなかった。 「わたしは何を感じたんだっけ?」「何に共感したっけ?」 このことについて、ゆっくりと、じっくりと、頭の中で思考を凝らしてから何かを言いたいような。 登場人物に対して、「なんでこんな酷いことするんだろう」「どうしてそんなふうに考えるのだろう」とか、反発感情が生まれて、「悪者だ!」と言いたくなるシーンがあったし、実際そうなのかもしれないけど、“悪者“とは・・・ だれもが自分が生きてきた世界で“

          “事実“と“真実“は似ているようで全くの別物『流浪の月』

          話してもきっとわからない。それでも向き合って話そう。『カモンカモン』

          白黒映画をみたのはたぶんはじめてだったけど、大好きな映画のひとつになった。 というかわたしの中では、今年イチかもしれない。 NYでラジオジャーナリストをやっているジョニーと、9歳の甥っ子ジェシー。 この二人の突然はじまった共同生活を描いた物語。 特別何かが起こるわけでもなく、日々の何気ない場面がほとんどなんだけど、観終わったあとにほわほわと考えを巡らせてしまうような。 この映画に出てくる言葉の全てとは言わないけど、刺さるものがきっとあるし、人との関わりが薄れている現代にピ

          話してもきっとわからない。それでも向き合って話そう。『カモンカモン』

          12歳で両親を告訴する世界線。『存在のない子供たち』

          中東貧困を描いた物語で、とても重い映画。 こころのコンディションが良いときに観ることをおすすめしたい! 両親が出生届を出さなかったことで、誕生日や年齢が不明、自分が何者かわからない状態で生きている、主人公のゼイン。 しっかりと存在しているのに、もしいなくなったったとしても、だれも気にしなければ気づかない。 でも、ゼインは大人以上に必死に生きていて、社会的過ちを犯し、最終的に両親を告訴。 『僕を産んだ罪』 という罪名で。 育てられないなら産むな!と、真っ直ぐな目で訴える。

          12歳で両親を告訴する世界線。『存在のない子供たち』