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「別にいいじゃん!」のパワー

夕方、近所の公園に散歩に出かけた。

あ〜。秋だなあ。

その日の気温は、なぜか29度。
季節外れの暑さがあるのにもかかわらず、こう思ったキッカケはアレです。

キンモクセイ。

秋になるとやたらと人々の生活に浮上し、季節を感じさせ、挙げ句の果てには夏の終わりの次に切なさを与えてくる。はあ。秋だ。みんな、秋です。

なんていう余談で。

本題はこっち。

公園で、子どもたちが遊んでいたんですよね。
3歳〜5歳くらいの子が4、5人。

ひとりの子どもを除いては、みんなで追いかけっこをして仲良く、楽しくキャッキャ!と。

対して、あるひとりの子は、端っこで葉っぱを引っこ抜いて遊んでいるんです。
あまり表情はみられなかったなあ。

それで、追いかけっこ組のひとりが、葉っぱ引っこ抜きさんに向かって

「なんで、ずっとそこにいるの?」

こんな言葉をかけるから、「アッチャー!禁句ワードだよ!」
わたしは、そんなことを心の中でつっこんだりして。

でもね、葉っぱ引っこ抜きさんが返したことばはこう。

「いいじゃん!!!」

はっ!

なんと!

うあーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

ミスです。
勝手に心配していたわたしの視点は、ズレていたことが一瞬にして発覚。


「いいじゃん!」たったこの一言のパワー、すごい。
2秒あれば言えることばも、ことばを放つとなると簡単じゃない。

なぜかそのとき、こころの中でグッドラック出してました。

そして思いました。
この子の強みに注目されて、受け入れられて、伸ばしていける世界線が必要。

「お宅のお子さんは、集団生活が苦手なようです。」
「みんなそうしているんだから、あなたも」
「なんであなただけ違うの?」

小学校に上がったときに、こんな指摘を受けない世界線。必要。

難しいけれども。
政治に興味を持って知る必要がある理由って、コレなのかもしれない。じぶんは。


あ、今日もひとつ発見。


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