読むということについて考える。
古井由吉氏の『書く、読む、生きる』をゆるゆると読みながら、「読む」ということについて考えています。
そもそも、自分の「読む」という能力のなさに抗おうとしたのが、一年前。
イベントでお目にかかった、文学を学んできた方々の「読む」レベルの高さに、自分とは格が違うという現実に、打ちひしがれ、サルじゃないかと絶望し、立ち上がるために、これからも生きていくために、とにかく「教養」と「読む」能力を身につけねば! ……とあれこれやったのが、コロナ禍の2020年。
まあ、その結果の一部はn