「フォーティンブラス」感想 脇役は一生脇役で、努力が報われるわけではないけれど
侍春の舞台祭り2024(2人)の一本目。佐々木大光さんのフォーティンブラスです。変な大学を卒業しているので、多言語シェイクスピアを見まくる授業が必修で、ハムレットも日本語でも英語でもないなんらかの言語で見たことがあると思うのですが、多分寝てたので全く記憶がないです。大学4年間で得たことは、「寝ていて全く内容を把握していない作品のあらすじを読んでそれっぽいリアクションペーパーを書く」という能力かも。実は社会に出てこの“知ったかぶり”の能力が役に立つ時は多いのですが、本稿を読む学