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少年忍者「The Shining Star」感想 21人組は前代未聞だから、意味があるんでしょうが!

行ってきたよーん8日昼です!

縁あって(この言い方めっちゃ大手垢っぽい、普通にリア友が当ててくれました)行ってきました。少年忍者の横アリ公演。内村はお休みの20人での公演になりました。


The Shining Star〜太陽の笑顔


横アリの中央に20人がずらっと並んでシャイスタ。ゴールドの衣装がギラギラで、中央の川﨑皇輝にむかってカウントズレながらダーーーって踊るやつ、あまりにも川﨑皇輝の主人公力が強すぎて失神する。「好きなアイドルが大勢いる中でたった1人が注目を集める状況フェチ」なのですが、シャイスタの川﨑皇輝は自動的にそれで羨ましい。生命の輝きが凄すぎる。
「太陽の笑顔」はヴァサのラップがどんどんよくなってる感じがして、よい。YouTubeにあるMV映像と比べたらかなり大人になってるんだけど、あの時と変わらないみずみずしさがある。「近道はないけれどどこへでも行ける」っていう歌詞本当に良すぎて毎回泣きそうになる。これって多分忍者本人がそう思ってるから、聞く人を感動させられるんだろうなと思った。どこへでもいけるよ。

ユニット曲コーナー①DEAR MY LOVER〜BigBang


かいるにゃん♡♡♡♡♡♡♡橋本涼さんのドラマ「廃人教師」のシーズン2が決まり、茶髪になっていてめちゃうちゃ顔が可愛かった。なんかかいる見てる時齋藤飛鳥見てる気持ちになる。かいるにゃんの握手積みたいよーーーとメロメロになってたら、ヴァサふかが上裸ジャケットで出てきてあまりの景気の良さに大笑い。しかも歌う曲が「愛されるよりも愛したい」だからさらに大笑い。反則だろ。今のキンキが歌うサビの「愛されるよりも 愛したい マジで」の「マジで」の歌詞がありえなすぎておもろいんだけど、2人は本当に「愛されるよりも愛したいマジで」って言いそうだなと思った。いいそうというか、そうやって書いたインスタストーリー更新しそう。そしたら後ろでフードを被った男が現れて、「誰!?!?!?くぼれん!?!?!く、くぼれん!?!?!?!?!?!?!」になってた。もういい加減くぼれんがかっこいいことを認めないといけない。織山と2人で難しそうなダンスを踊ってたけど、歌唱も結構良かったなと思った。

Dreamers〜メリベリ


Dreamers本当にすごいよね、なんか振り付けは欅坂よりもSEVENTEENっぽいと思う。

https://youtu.be/6VJzSZ2F0iY?si=Hy-b3yghaoUZO5MX

めっちゃアクロバット・セブチ。てか、セブチ人数多!?って思ったけど、11人しかいないらしい(サムネの白服はダンサー)。いや少年忍者人数多すぎだろ。太陽の笑顔でも思ったけど、少年忍者ってこういう曲の歌詞の訴求力がすごい。本人のインタビュー全然読んだことないけど、でもどんな困難に立ち向かうみたいな歌詞に嘘くささがないんだよね。そこから急に猫耳つけたりして、激かわコーナーがあり、GoodLuckでまた私だけ振り付け完コピのキモオタ仕草をやり、メリベリ。なんかこの辺はあんまり記憶がない。


MC


青木ニャン「このロゴぼくが書いたんですよ♡可愛いですか?♡」
オタク「かわいー♡」
青木滉平さん「きもちい゛ぃ゛ッ!」←爆笑
シャイスタアクスタ(クソ長アクスタ)をツアートートに入れるとはみ出るから長瀬が濡れるらしい。てか、少年忍者人数多!?(再)

さくらガール、マイガールは記憶なし。知らない曲記憶失いがち。

ユニットコーナー②イミレ〜虹


イミレ、オケは多分ファーストテイクのものを意識して(同じではないと思う)を作ってると思う。

https://youtu.be/C6G6lo6359Y?si=_-vLhUPJlLDX6tUi

前半はパーカッションなし。青木先生がピアノ演奏。途中とよりくのポエトリーディングがあり、「めっちゃ大変なことはあるけどみんなと一緒なら大丈夫」みたいな話をしてて、結構斬新な解釈だなと思った。YOSHIKI楽曲における雨は乗り越えるべき試練というより、共にあり続ける悲しみであると解釈することが多いと思うので、少年忍者的解釈だと結構前向きになって、なんかグループの精神性が表れてる気がする。ここまでImitation Rain老害の戯言です。
そこから瀧がギター弾いて、ゆーじんの雨傘。私は普段7 MEN 侍の今野大輝さんのオタクをしているのですが(唐突自己紹介)、彼がラジオで「丸の内サディスティック」を歌ったことがあり、それを忘れないためにこの世の全ての男の丸サを聞かないように生きるという縛りプレイをしており、ゆーじんの丸サを聞けていないので、ここで丸サじゃないゆーじんの歌が聞こえて良かった。歌声がおしゃれだねぇ。途中から北川が入ってくる演出も良かった。北川のはニノの虹。本当に名曲なのはわかるんだけど、嵐を履修してないので記憶がないです。


ファンサ曲たち


横アリのいろんなところに忍者が現れて「スキすぎて」とか歌ってた。「スキすぎて」は定期的にバズる風磨さんの大ふざけ版を見すぎて20人真面目にやってたのがじわる。アリーナに再出現して「With you」とかも歌ってた。多分古めの曲をここでいっぱいやるのゾーン。とくに欲しいファンサとかもない(うちわももってない)ので、いろんなファンサがあるんだなーと思った。

アウレジと演説


くろめろ(黒田)、元木、しょせでアウレジ。これは侍版もSixTONES版もめちゃくちゃ見てるので、個人的には新解釈アウレジだった。シャイスタからくろめろはずっと絶好調だったんだけど、途中から完全に白石蔵之介状態になってて、サングラスを下げて見せたり服をはだけさせたりして、“全部”をやってた。侍担がブルベ冬概念集団だとしたら忍者担は半分くらいイエベ春集団なので、ダスティピンクの花柄ワンピースにピンクブラウンの髪のオタクがアウレジのペンラ振ってるのおもろかった。
めちゃくちゃ盛り上がった後、メインステージに川﨑皇輝が1人でノコノコ登場して「端から端まで忍者ファン…」って言っててめちゃくちゃヤバかった(※かなりオブラートに包んだ表現です)。その後も忍者メンバーの名前がモニターに出て「忍者担と忍者は絆で結ばれている」みたいな話をしていた。私は「川﨑皇輝はアムウェイよりもビットコイン投資で人を騙せるタイプだなー」と思っていたけど、この時の目がバキバキすぎて、「これはアムウェイで騙せるタイプだな」と思った。(嶺亜はネズミ購で勝てるタイプです)(詐欺凸YouTubeにハマってたことがあるので、詐欺師の解像度が若干高い)(嫌な趣味)アムウェイエメラルド会員さん川﨑皇輝さんのご指示でペンラを消灯して、メインのコーナーへ。

ジャポネスクコーナー


なんか盆栽みたいなのがステージに出てきて、モニターは白めのやつ。「RING DING DONG」「縁」をやってたけど、「PSYCHO」が凄すぎてその2曲は記憶なし。「PSYCHO」はめちゃくちゃすごかった!なんか「すっげー!」と思ったらすぐ終わるんだろうなって思って目かっぴらいて見てた。マジで1人を定点で見るのは不可能。雑技団すぎる。わーーー!なんだこれーーーー!!!って思ってたら、落ち着いたトーンでくろめろがクールに歌うのめちゃくちゃかっこいい。ここはもともと少クラでは内村のパートだったけど、あの少クラ映像の内村の舞台掌握力エッグ!!?!?!と思ってたけど、くろめろもそれを引き継いでいるようで、同時多発的に激ヤバアクロが矢継ぎ早に繰り広げられて散らかった横アリの視線をぐっと引き込んでいるような感じがあった。でもその後くろめろすぐに後ろに溶け込んで見失うので、全体を通じて集中力の緩急があった。「好きなアイドルが大勢いる中でたった1人が注目を集める状況フェチ」なので(再放送)、舞台演劇でもアイドルパフォーマンスでも、観客の集中をコントロールできるステージが大好物です。

シャイスタ2


「PSYCHO」が終わったらゴージャス版シャイスタ。帝劇っぽいねー。ここで気づいたけど、アリーナにある明朝体の「少年忍者」のロゴも22年えび座エンドロールのロゴだったような気がする。と思ったらモニターに金明朝体で「少年忍者」って出ていて帝国劇場かと思った。Act ONEでも出てたロゴだよね?忍者はなんか帝劇への思い入れが強そう。というか、侍が帝劇に思い入れがなさすぎるのか?そもそもシャイスタって帝劇の曲だしね。

EC


本当に10人くらいが3回くらい忍者!ってコールしたら即登場しておもろかった。アメサマとかをやってた。最後に川﨑皇輝が「まだまだ先に進んでいきます、ぜひ一緒に!」みたいな話をしていて、やっぱエメラルド会員…と思った。

まとめ


Act ONEの闇を突き抜けてでかいるにゃんが「21人なんて大人数のグループどうしたらいいんだよ」みたいなセリフがあった。これがかいるにゃんの本心なのかは知らないし、実際メンバーがどう思ってるのかをオタクが本当の意味で知る日は来ないのですが、それでもみんなが「21人での成功を心の底から信じているんだ」というのが伝わってきました。近年のアイドルシーンは天変地異がおおすぎるので、「アイドルは他人だから期待してはいけない」みたいな考え方が一般的になりつつあり、私も基本的にはそれに賛同しているのですが、それでも「この人たちが信じている21人での成功を私も信じたい」と思わず祈ってしまうような輝きだったと思います。アイドルは他人だから期待してはいけない、アイドルだって人間なんだからいつかアイドルをやめるし、もしかしたらすごい悪事を働くかもしれない。それでも、「目の前にある輝きは本物である」と信じさせられる力を全員が持っているなーーーと思いました。

まとめ・ツー


ちょうど2週間前?に7 MEN 侍のぴあアリ(対バン、センステのみ、うちわペンラ持ち込みなしの異常現場)があったのでそれを踏まえた話をちょっとすると、マジで忍者/侍は別の競技だなと思った。どちらも結成時には兄組がジュニアを盛り上げていて、横にはずっと前から活動してたHi美がいて、途中からIMPACTorsもできて…ってなって、お互いに「事務所から振られる仕事(デビュー組のバーター的な仕事)」は後手に回りがちだったけど、そういう「事務所仕事」的なものがもらえないうちに自分たちにしかできないことを極めていって、結果として、侍も忍者も「他のグループが絶対に真似できないパフォーマンス」を作り上げることができているなと思った。そして偶然にもそれが、ダンスがめっちゃ上手かったり、ラップがめっちゃかっこよかったりと、それぞれ“これが強みです”っていうのを持ったグループがいろんな会社から出ている昨今の男アイドルシーンに対応している魅力になっていると思う。侍も忍者もいわゆる「ジャニーズ的」なパフォーマンスもできるんだけど、それに加えて「自分たちにしかできないこと」を獲得できていて、その個性は群雄割拠のアイドルシーンでは強力な武器になってると思う。なんかそれぞれ全く違う種目をやってるからこそ、それぞれがどうやって成長していくのかめっちゃ楽しみだな!と思った〜!

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