みるふぃーゆ

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令和6年司法試験の感想や再現答案

令和6年司法試験を受験しました! 手応えはよくわかりません。周りがどれだけできているかが不明なので。 ここでは司法試験の全般や各科目の感想を書いていきたいと思います。 あとは「希望的観測」に基づく各科目の予想評価を書きますw 各科目の再現答案は私のこのnoteに貼ってますので需要があれば暖かく見てくださいw ①まず初日 選択は経済法、第1問が不当な取引制限でした(多分そうですよね。)! 取引段階が微妙で直接関わってない事業者らの共同して~、とか行為の終了時期とか課徴

    • 令和6年司法試験 再現答案 民法

      同時履行と悩んで留置権をまるっまる落した同時履行認めて留置権否定するという迷走。。その他も評価があまい。設問1の小問(2)はそれなりに書けたかな。 民法 第1 設問1(1) 1(1) 請求1は、AのCに対する所有権に基づく甲土地の乙建物収去返還請求権(民法206条、以下「法令名」省略。)である。そして、下線部㋐の反論は、BC間で契約①を締結していることからCは甲土地に対する賃借権(601条)を有しているとの占有権原の抗弁であるものと考えられる。 (2) Cの反論が認められる

      • 令和6年司法試験 再現答案 行政法

        いろいろ意味不明であった。完全にパニックになった。不出来である。 行政法 第1 設問1 1 小問(1) (1) 本件事業計画変更認可が取消訴訟の対象となる処分(行政事件訴訟法3条2項、以下「法令名」省略。)に当たるか。処分とは、公権力の主体たる国又は公共団体の行為のうち、その行為によって直接国民の権利義務を形成し、その範囲を確定することが法律上認められているものをいう(①公権力性、②直接具体的法効果性)。 ア まず、本件事業計画変更認可は公権力の主体たるQ県の行政長たるQ知

        • 令和6年司法試験再現答案 経済法第1問

          感 想 とりあえず第1問のみ。今年の問題は過去問と比べても分量が多く感じた。当日時間が無いと感じ焦りつつ解答したため内容の評価は薄くなったのが反省点。ところどころ記憶が抜けてるなかで再現に着手したが、本番で書いていないことをねつ造してはないはず。課徴金の条文(基本金額)はおそらく誤った。7条の3第2項2号の15パーセントについては合っているのではないか。B相当で耐えていただきたい。 以下、再現答案↓ 1 令和3年4月頃以降におけるメーカー9社、Y社及び販売業者9社による各

        令和6年司法試験の感想や再現答案

          令和6年司法試験再現答案 商法

          第1 設問1小問1 1(1) 乙社は甲社に対して、本件各議題を目的とする株主総会の招集を請求したが同社がこれに応じなかったため、裁判所の許可を得て本件臨時株主総会1の開催するため招集通知を行っている(会社法297条1項、4項、299条1項、以下「法令名」省略。)。そうすると、甲社は本件臨時株主総会1に法令違反があるとして、監査役Dは取締役会に対してその旨を報告するとともに、甲社は株主総会の招集の手続及び決議脳方法を調査させるため、検査役の選任を申し立てる(306条1項)。これ

          令和6年司法試験再現答案 商法

          令和6年司法試験再現答案 刑法

          第1 設問1  1 甲の罪責 (1) 甲がAの頭部を拳で殴り、その場に転倒したAに「殺されたいのか。」と言いながらAの腹部を繰り返し蹴ってAに肋骨骨折等の傷害を負わせた行為は人の生理的機能を害する有形力の行使であり傷害罪の構成要件に該当する(刑法204条、以下「法令名」省略。)。また違法性阻却事由もなく故意(38条1項)に欠けることもないから傷害罪が成立する。 (2) 次に甲が本件財布をAに同人の手元に置かせ、同財布在中6万円を確認し、これが欲しくなったことから「この財布はも

          令和6年司法試験再現答案 刑法

          令和6年司法試験再現答案 刑事訴訟法

          第1 設問1  1 鑑定書は証拠能力を有するか。鑑定書の作成に先立つ捜査活動の適法性が鑑定書の証拠能力に影響するかは、刑事訴訟法に明文がなく解釈に委ねられることになるものと考える。捜査活動に違法があれば常に、それによって得られた証拠が証拠排除されると考えると真実発生の要請に反するし(刑事訴訟法1条、以下「法令名」略。)、また違法が一切影響しないとすれば人権保障の見地から妥当でない。そこで、適正手続の保障(憲法31条)、司法の廉潔性、将来における違法捜査抑制の見地から、令状主義

          令和6年司法試験再現答案 刑事訴訟法

          令和6年司法試験再現答案 民事訴訟法

          第1 設問1 1 課題1  (1) 任意的訴訟担当とは、当事者となり得る者の中から訴訟を追行する者を選定し被選定者が訴訟を追行するものをいい、明文のあるものとして選定当事者(民事訴訟法30条、以下「法令名」省略。)がある。選定当事者は選定された被選定者が訴訟担当となり訴訟を追行するものであり、これは当事者となり得る者の中から、選定者が全員の利益のために訴訟を行うことを期待できること、三百代言による跳梁による弁護士代理の原則の潜脱、訴訟信託の禁止(信託法10条)に反せず、担当者

          令和6年司法試験再現答案 民事訴訟法

          令和6年司法試験再現答案 憲法

          第1 規制①の憲法適合性 1 規制①は現行制度を改正して、犬猫の販売業を行うために犬猫販売業免許を取得することを要件としている。これが犬猫販売業への新規参入者及び既存業者の狭義の職業選択の自由を侵害し憲法22条1項(以下「法令名」省略。)に反しないか。 (1) 職業は自己の生計を維持するための継続的活動であり、分業社会においては各人が社会の発展に寄与するとともに、自己の個性を全うする場として人格形成とも密接に関連する重要な権利である。これに対して、かかる職業が直ちに人格形成に

          令和6年司法試験再現答案 憲法