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仕事のやりがいとは何か?

このnoteは、理想のミライを実現するために始めたものです。
また、みなさんの理想のミライを実現するヒントや助けになったらとても嬉しく思います。

私にとって、仕事は人生の大きな部分を占める大切なものです。だからこそ、好きな仕事に出会えたことが私の原動力になってきました。
そして今、育休中のこの機会を活かして、これまでの仕事を振り返りながら、どんな思いで仕事に取り組んできたのか、どんなことにやりがいを感じていたのかを書きたいと思います。


仕事が楽しくて仕方なかった20代

大学時代、私は女性起業家に憧れていて、いつか自分も起業したいと漠然と考えていました。

第一志望の企業には落ちてしまいましたが、希望していた業界に就職できました。仕事は思った以上に刺激的で楽しく、上司や同僚にも恵まれ、毎日夢中になって取り組んでいました。
どのくらい仕事が楽しかったかというと、日曜日の夜には「早く月曜日にならないかな」と思っていましたし、連休があると「その分仕事ができたらいいのに」とすら思っていました。

20代の頃は合コンのお誘いも多く、週に2〜3回は参加していましたが、仕事が忙しかったので大抵は21時ごろから参加するのが常でした。

当時は「ワークライフバランス」が一般的ではなかったので、とにかくたくさん働いて、早く結果を出したいと思っていました。深夜2時まで仕事をして、その後、先輩とラーメンを食べに行ったりして、朝まで飲み明かすことも珍しくなかったです。
振り返ってみると、あの頃は本当に「体力オバケ」でしたね。

本当にやりたいことができていたかというと、必ずしもそうではなかったのかもしれません。でも、仕事自体を心から楽しんでいたので、辞めたいと思ったことは一度もありませんでした。

仕事と婚活と

本当に「やりたい」と思える仕事に出会えたのは30歳を過ぎてからです。社会的にも社内的にも評価され、やりがいのあるプロジェクトを任されることが増え、ますます仕事が楽しくなりました。

一方で、30代に入ると結婚も意識するようになり、婚活にも力を入れるようになりました。週末は必ずアポを入れ、平日はその準備やアプリで新しい出会いを探す日々。仕事が忙しくて、会社のトイレでこっそりアプリをチェックしていたこともあります。

20代後半には、もう少し早く帰れる事務系の仕事に転職しようかと、一瞬悩んだこともありました。でも、私はルーティンワークが苦手で、チームで難易度の高い仕事に取り組むことにやりがいを感じていました。そのため、事務系へ転職という選択は結局しませんでした。

新卒以来、いわゆる「社畜」として働いてきましたが、35歳を過ぎた頃からは後輩たちが現場を任されるようになり、私はマネジメントやディレクション業務が中心になっていきました。そのおかげで、深夜残業は減り、ワークライフバランスも徐々に取りやすくなってきたと感じています。
一方で、マネジメントやディレクションの仕事は、難易度は高く責任も重いけれど、あまりワクワクすることはありませんでした。

人生最大の転機

そんな私に、人生最大の転機が訪れました。夫との結婚です。
夫が駐在先から本帰国してすぐに結婚し、日本での生活が始まりましたが、またすぐに海外転勤の話が決まりました。2年間の遠距離恋愛を乗り越えて、やっと一緒に暮らせるようになったのに、また別々に暮らすことは選択肢として考えられませんでした。

その時、幸運にも妊娠が発覚し、子どもを授かることができました。もし夫の海外赴任に帯同するとなると、妊活はどうするべきかと悩んでいたので、海外駐在帯同中に育休を取得することができたのは、ある意味ラッキーでした。
上司にこのことを伝えた時、とても驚かれましたが、同時に心から祝福してくださり、快く送り出してくれました。

このとき、私は改めて「仕事は何をするかよりも、誰とするか」が大事だと実感しました。これまで転職や社内異動を経験し、多くの人と仕事をしてきましたが、この考え方は一度も変わったことがありません。楽しく仕事ができていたのも、素晴らしいチームメンバーに恵まれていたからでした。
チームに恵まれなかった時期に、私のメンタルが崩壊していたので、この考えは間違いないと思っています。

私にとって仕事とは

こうして振り返ってみると、私は「チームで何かを作り上げる」ということに大きなやりがいを感じていたのだと思います。1人で小さなことをやるよりも、優秀なメンバーが集まったチームで取り組むことで、より大きなプロジェクトを動かせることがワクワクするのです。

「好きなときに好きな場所で好きな仕事をしたい」というのが私の夢ではあります。
ただ1人でこもって完結する仕事よりも、これからもチームで仕事をして、時にはリアルで顔を合わせながら熱い意見を交わす。お互いに助け合ったり、感謝を伝え合う。そんな仕事のスタイルが私には合っていると、今回の振り返りを通じて改めて感じました。

自分を振り返ることで、これまでどんなことにやりがいを感じ、どんなことを大切にしてきたのか、そしてこれからどのように働いていきたいかが見えてきました。

皆さんは、仕事をする上で何を大切にしていますか?

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