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「すべき」思考を手放せば、もっと自由に生きられる
「すべき」思考とは
「○○すべき」
「こうあるべき」
無意識のうちに自分を苦しめている思考のことです。
選択肢がなく、限定的だと、
自分の本当の気持ちを心の奥に無理やり押し込めて、
望まない選択をしなければなりません。
「すべき」思考が苦しい理由
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たとえば
「人には親切にすべき」
「仕事はきちんと正確に最後までこなすべき」
「嘘をついてはいけない」
こうした考えをもっていることは、
悪いことではありません。
しかし、いつも必ずできることでしょうか?
100%できなければならないでしょうか?
状況によってはできないこともありますし、
完璧でなくても物事は案外うまくいくものです。
けれど、『べき思考』を持っていると、
できなかった時、できない自分を責めたり
否定したりしてより辛くなってしまいます。
「すべき」思考は日常にあふれている
![](https://assets.st-note.com/img/1719541995237-QTY3lcxmiS.png?width=1200)
「すべき」思考は、日常に溢れかえっていることに、
お気づきでしょうか?
例えば、私の主婦目線での日常のすべき思考の一部です。
・洗濯は朝するべき
・ご飯は毎日炊くべき
私は以前このように考えていましたが、
どうにもこうにも仕事が忙しく、
家事がものすごく負担になって困っていました。
そこで、今まで当たり前と思っていたことを
手放してみました。
洗濯は朝するべき
⇒ 除湿機を利用して、朝と夜の2回に分け、部屋干しスタイル。
ご飯は毎日炊くべき
⇒ 一度にたくさん炊いて、冷凍する。
私にとっての今までの「すべき」を手放したことで、
とても楽になりました。
「すべき」思考が自分を追い込み、
さらには選択肢を狭めてしまっているんですよね。
このように日常のいたるところで、
「すべき」思考は潜んでいます。
対処方法
自分の中に「すべき」思考が潜んでいることを
理解しよう
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なぜなら、無意識であることが多いからです。
苦しくなった時は、一歩引いて、
「すべき」思考になってない?
と気づくところから始めましょう。
自分の気持ちと向き合ってみよう
![](https://assets.st-note.com/img/1719541967427-lBeOuBTyNz.png?width=1200)
なにか迷いがあった時には、
「自分はどうしたい?」
と自分に問いかけてみましょう。
たとえば、週に1回の休日に友人に誘われました。
仕事で疲れていてその日はゆっくり休みたい…。
でも誘ってくれたのに、断るのは申し訳ないな…。
無理して行こうかな?
という場面があったとしたら。
誘われたのだから、行くべき!
ではなく、
自分がどうしたいかを確認しましょう。
ここで、断るを選択してもいいですし、
選択肢を行くか行かないかで絞るのではなく、
短時間で済ませるなど、他にも選択肢を広げて、
自分の気持ちとマッチする行動を選びましょう。
やらないを選ぶ勇気を持とう
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「すべき」思考が強いと、
やらなくていいことにまで、
エネルギーを注いでしまっています。
時と場合によっては、取捨選択が必要なときがあります。
本当に必要なことか、今やるべきかなど、
迷ったときは、
自分の心からのメッセージだと思って、
自分の気持ちと向き合い、
捨てることを選ぶ勇気を持ちましょう。
最後に
「すべき思考」に囚われてしまうと、
自分らしさが発揮できなくなります。
また、気持ちのゆとりを奪い、
あたかも他に選択肢がない正論のように、
自分自身を追い詰めてしまいます。
自分の気持ちを最優先して、
そこまでして「すべき」なのかを、
自分の心に聞いてみてください。
自分の気持ちと「ほど良い加減」
を知ることもまた、大切なのです。
思考の癖を「プラス」に、
そして「柔軟」にシフトできるよう心掛け、
自分の心をのびのびと解放してあげましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1719541935723-aQxGC9e6yX.png?width=1200)
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