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【書評】勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書/中田敦彦

学校での詰め込み教育に違和感を抱いてきた人はいませんか?
大人になって自分で興味のあることを学び始めて気づいたことは、

「学ぶってめっちゃくちゃ楽しい!」

という真理のようなことでした。

そして、そんな気持ちを代弁してくれていて、且つ、そのための方法論をわかりやすく解説してくれているのが本書です。

これから面白く勉強をしていきたい人は必読の一冊かなと思います!

\こんな人におすすめ/
✔︎ 楽しく面白く勉強がしたい
✔︎ 学校の教育に違和感がある
✔︎ 中田流の勉強法を知りたい


印象に残った文章紹介します(独学の教科書)

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「断言します。勉強はめちゃくちゃ面白い!」

「勉強がつまらない人はほんの少し、勉強の『やり方』を変えれば、勉強が “最高” のエンターテインメントに変わります」

「教養は自分を『アップグレード』させるために欠かせないものだ」

「現在、学びたいという欲求さえあれば、いくらでも自分で学べる環境が揃っている」

「これからの時代、『独学ができる人』と『独学ができない人』の間にかなり大きな差が生まれる」

「情報収集において、本は最も効率のよいツールです」

「日本史と世界史を両方学ぶと、歴史の勉強が断然面白くなります」


【学生時代の授業に対する違和感】

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❶ 覚えるべき理由がわからない
❷ 学校型の先生と予備校型の先生しかいない

だから僕が「これまでにない先生像」をつくり、勉強の新しい「価値」を提案する授業をしようと考えたのです。


【中田式 独学勉強法 6つのルール】

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① 「読書」の目的を明確にする
② 情報収拾は「1冊の本」を軸にする
③ 「誰かに話すこと」を前提に本を読む
④ 本で学んだ知識を「体感」してみる
⑤ 「テレビ番組」を学びのツールにしない
⑥ 「歴史」を軸に、その他の分野を横展開で学ぶ


【中田敦彦流 情報収集術】

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⒈ 街の書店で気になるテーマに関する本を「2〜3冊」まとめて購入
⒉ すぐに喫茶店に入り、購入した本を読み比べ
⒊ 1冊を軸にして残りの本は補完的に参考にする
⒋ 本を読んでいて気になったワードはインターネットで調べる


【中田流 本を読むテクニック】

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・同じ本を2回読む
・1回目はザッと読み
・2回目で気になった箇所に線を引く
・本文を読む前に目次を読み込むこと

目次から内容を想像した上で本文を読むと、内容の理解がグンと深まる


独学の教科書【書籍情報】

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書名:勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書
著者:中田敦彦
発売:2019年11月19日
頁数:218ページ
おすすめ度:★★★★☆

【目次】
序章
 勉強の「面白さ」を伝えたい!
第1章
 中田敦彦式 独学勉強法6つのルール
第2章
 「歴史」の独学勉強法
特別対談
 「歴史」の勉強に革命を起こせ!(中田敦彦×ムンディ先生)
第3章
 「文学作品」の読み方
第4章
 「政治・経済」の独学勉強法
第5章
 「英語」の独学勉強法
特別対談
 「数学」の勉強に革命を起こせ!(中田敦彦×ヨビノリたくみ)
巻末付録
 中田敦彦の学び直しオススメ本リスト


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