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4歳5ヶ月5日、「指しゃぶり」卒業間近。心身の成長を、じっくりと、待つ。

娘が、4歳5ヶ月5日で、指しゃぶりを卒業し始めました。

これまで何を言っても何度言っても、どうしても左手親指をしゃぶってしまっていました。親指にはタコができていて、歯科検診では「開咬」と毎回言われてしまう状態でした。
それが、昨日から突然、自分から指しゃぶりをやめることが増えて、しかも今まで寝るときには絶対・絶対・絶対に指をしゃぶっていた彼女が、昨日は指しゃぶりをしないで眠りについたのです!

ただもちろんまだ、彼女の中にも葛藤があるようで。

「指しゃぶりたい~」と言いながら、親指をすこしくわえては離して、しゃぶらないでいたり。
昨日は寝る前もしゃぶりたいと言う気持ちがあったからか、寝る直前に泣き喚き、最後には疲れ果てて眠りについていました。


何が、彼女の心と体を、突き動かしたのだろう?

ひとつは、最近、心身共にとても成長しているからかもしれません。
1週間前くらいに自転車にも乗ることができるようになってから、毎日乗り回してはぐんぐん上達して、1kmくらい移動できるし緩やかなら坂も上り降りできるようになった。
小一のお兄ちゃんと遊ぶ時は、お互いに自分の主張をしてすぐ喧嘩になっていたのに、最近はほっておくと1時間とか2人で楽しんで遊ぶようにできる遊ぶようになった(これは無論お兄ちゃんの成長でもある)。
会話の受け答えがとてもしっかりしてきて、私がいちどお願いした事はきちんとやろうとして実行してくれる。

その成長のうちの1つに、この指しゃぶりの卒業の始まりが含まれるのかな。

もうひとつは、娘自ら成長を感じたから、指しゃぶりもやめようかと思ったのかもしれない、と思いました。
先述のように自転車に乗れるようになったり、自分で自分のことをできるようになったり、うまく遊べるようになってきたりして、周囲から「すごいね、大人だね」と成長を認めてもらう機会が多くなった。
すると、言語化するわけではないけれども、何となく娘の中で「成長しているな、嬉しいな」という気持ちが生まれて、そこから「指しゃぶりをやめることも、大人かもな、そうなったらうれしいな」という気持ちも生まれたのかなと。

私と夫としては、彼女が指しゃぶりしているのには何かしらの理由があるから、無理矢理やめさせる方法も世の中にはあるけれども、あえてそういう事はせずに、彼女の心身の成長を待つようにしてきました。

実は私は個人的に、娘を早めに(生後9ヶ月位)保育園に預けてしまったことで、少し寂しいと思わせてしまっていたのかな・・・と勝手にへ思うこともあります。

いずれにせよ、彼女が指しゃぶりをしていると言う状態が続いていると言うことは、そうしていると落ち着くということ。
それを奪ってしまうことは、彼女の平穏な心と体の状態を崩してしまうことにつながってしまうと考えてきました。

トイレトレーニングの時を思い出すと、トイレに行こうと声をかけたり、できたねシールを作ってみたり、様々に努力しましたが、あるタイミングで子供が突然自分からできるようになるんだと実感しました。
そして、もちろん環境を整えることは大切だけども、結局は本人の心と体の成長が、その行動習慣を実行可能になるレベルに達したときに、初めて出来るようになるんだと、まざまざと実感した覚えがあります。

だから、どんな分野の成長のタイミングでも、もしできないことがあって、本人も周囲の大人も、もどかしい時があっても、それを無理やり進めよう、やらせようとしても効果はほぼなくて、本人が自分で経験して実感したり、心と体が学んで成長してあるレベルに達したときに初めて行動習慣が変化してくるんじゃないかと思っています。

今も、まさに娘は成長の過程にいて、自分から指しゃぶりをやめようとしてくれている時だと思います。
でも新しい行動習慣になっていく途中では、不安定なことや、つらい気持ちになることもあるだろうから、まずは娘の揺らぐ心に寄り添い、成長を受け止めて、声掛けしていこうと思います。
その先に、本当にちょっとずつでいいから、指をしゃぶりをしなくても心が安心できる状態になっていってくれるように、見守っていきたいと思っています。


では今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona


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