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娘、物語を口にしながら、絵を描く。

インフルエンザ、6日目。

咳と鼻水は気になるものの、体力はゆっくりと回復しつつあり、胃腸の調子もだいぶ戻ってきました。

週末は、もう少し家事したり外出したりして、まともに生活できる気がしてます。
インフルエンザって、怖いですね〜。健康は何にも代えがたいものです。


さて、回復基調ではあるものの、この寒空の下出掛けていく元気も勇気もなく、今日も年中の娘と家で2人きり。

娘は、私が具合が悪いことを理解してくれているみたいで、しつこくわがままを言わないので、ありがたいです。

そんな娘は、今日も一人でたくさん遊べて、成長を感じたので残します。



明日お家にお友達が来るので、片付けをしていたら、数週間前に作った紙粘土を見つけました。


そういえば色を塗ろうと言って忘れていたなあと思って、娘に

「絵の具で塗ってみる?」

と聞いたら

「あー、うん、やる!」

と。
午後、絵の具の準備をしてやり始めました。

絵の具の準備も、すっかりほとんど一人でできるようになっていて、驚きました。
私が手伝ったのは、テーブルに汚れ防止のラップを貼るのと、水を汲んだだけ。
お絵かき教室で慣れているにせよ、成長を感じた瞬間でした。

ピンクの絵の具を自分で選んで、早速塗り塗り。
上手にできました!
ついでに私が作ったチューリップも塗ってくれました(*^^*)


これだけでは満足しなかったようで、

「もっとかきたい〜」

というので、画用紙を出してあげると、
自分でクレヨンも出してきて、まずはクレヨンから書き始めました。

そしていつものようにクレヨンでお絵かきが始まったのですが、ここで一つ私は驚きました。

それは、娘が、絵本のような物語を、自分の口で語りながら、絵を描いていたから。

正確には覚えていないけれども、確かこのような内容だったはず。

水色のちょうちょがいました
水色のちょうちょは、
だんごむしさんがすきで
たべていました

あるひ、水色のちょうちょさんは、だんごむしをみつけました
大きなだんごむしじゃないよ
小さなだんごむしがいいよ
といって
パクっと食べて
おおきくなりました

娘は、ただ絵を描いているのではなく、ストーリーを心に思い描いていて、それを少しずつ言葉に出しながら、形作るようにして、絵を描いていたんです。

これまでも娘自身はそうしていたかもしれないけど、実際に娘が口で語りながら絵を描いている姿を見たのは初めてだったので、驚きました。

人間が生きていく上で、『物語』は必ずついて回るもの。

私たちが語る言葉を、相手に届けたいと思った時、その言葉をどうストーリーにのせて相手に伝えるかは、とても大事な手法だと思います。

私たちが辿ってきた歴史は、全てどこかの誰かの物語だし、全ての製品やサービス、芸術品にも、それぞれ物語がある。

自分で物語を考え、編み、言語化し、形作り、相手に届けること。
それは、大人になっても必ず必要な能力だと思うから、今の娘にその一端が感じられて、大きな成長だなと実感した、嬉しい日でした。



ちなみにその後、もう1枚制作してました。
こちらは絵の具も塗ってました。
肌色のものは、「三枚のおふだ」のお話の「おにばば」だそう。


子どもと2人きりだと、成長をよく感じられてよいものですね。

子どもが日々成長していることに、
大人はとても、鈍感だと、気づかされます。



では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona



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