良かった!昭和の時代

宮藤官九郎脚本、
阿部サダヲ主演の
「不適切にもほどがある!」。
令和の今と昭和の時代を
行ったり来たりする
タイムマシンストーリー。
面白かったなあ!

何が面白いって、
昭和の時代は良かったなと。
僕が生まれて育った時代。
先生は拳固でなぐるし、
不良はたくさんいたし、
メチャクチャだったけど、
自由で勢いがあって愉しかった。

令和の今じゃ女の子に
「髪の毛切ったの?綺麗だね」
なんて言ったらセクハラになるし、
「もう少し頑張って残業して」
なんて言ったらパワハラになるし、
モラハラだって言われたりもする。
まったく何も言えない世の中。

宮藤官九郎もそう思っているだろう。
昭和の阿部サダヲの怖れを知らない
言動や行動が痛快で堪らない。
タバコも吸い放題、酒も飲み放題、
女の子に抱きつき好きだと言える。
畏まったつまらない令和の時代を
揶揄して昭和が痛快に解決する。

令和の若者も昭和がいいな、
そう思ったかもしれない。
ハラスメントなんてクソ喰らえ、
言いたいこと言って生き生き生きる。
やりたいことやって堂々生きる。
戻って来いや、昭和の時代!

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