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電話の声と普段の声

「電話の声が、いつもと同じだった!!!」
先生はとっても驚いている様子だった。

そうなの?みんな違うの?
普通みんな違いますよね。電話の声と普通の声は使い分けませんか?

私はいつも一緒だなー。

先週の木曜日、予定よりも1時間長く夜講義をしていた。
終わった瞬間、先生から電話がかかってきたのだ。(歯医者さん)

私がメールで問い合わせをしていて、そのお答えを電話でくださいと言ったので、夜に電話をかけてきてくれた

こちらとしては、講義が終わってじゃーねー🖐️と言ったら
すぐに電話がかかってきたので、
学徒の誰かが私に電話をしてきたのかなあと思った。
ちょうど病気でサポートしている人もたくさんいる時期なので、
誰か具合悪くなったのかなあとも思った。
今のスマホは登録されていると名前が出てくるのに見たことない電話番号だった。まぁでもとにかくそんな事は私にはよくあることなので、出てみると先生だったと言うわけ。

先生は私より25歳位年下なので、私 に電話をする事はそんなにノーマルなことではなかったと思う。それに診察以外の時間に患者に電話するなんて普通ないよね。

でも、その時間に先生が、
「自分も次の仕事のPowerPointを作ってたところです」と言ったので、
「私も今終わったばっかり! すごいタイミングでかけてきたね!!」
と言っちゃった。

私もやってたけど、先生もめっちゃ頑張ってるんだねと思った。
そんな先生のことを、私はとっても信頼してる。
なので、いろんな人たちを彼に紹介してあげたい。
今日は小児矯正の事について、新しいことを話してくれた。
8歳から12歳までで矯正を完了させると言うのだ。

歯が並んでからやるという今までのやり方と違って、
前歯が4本新しく生え変わった時点で矯正を始めると12歳で完了するとは
なんと合理的なことだろうか。
私がホメオパシーを始めたときに、子供たちに使ったように
先生は、自分の子供をその矯正で治し始めると言う。

ハーネマンも、自分の家族や子供たちと一緒にプルービングをして
レメディを作った。
治療家はみな まずは親族でトレーニングを始めるんだろうなぁ。

やってみたい事は山ほどある。
またやってみたいことが増えたらワクワクする。
若い先生のワクワクした気持ちが私にも伝わってきた。

彼は私と同じようにやりたいことがあるとスイッチが切れないようだった。
体のどっかにスイッチをつけておいて、
強制的に終了しないといつまでもやっている。
疲れているかどうかなど関係ないのだ。
やれるだけやりたい。
行けるところまで行きたい! そんな気持ちが伝わってくる。

そんな人を私は応援したい。

今日は新しいセラミックの歯が入って、
下の歯に関しては全て白い歯になった記念日となった。
この間まで銀色のかぶせ物があったので、
口を開けたらそれがないと言うことに感動する。
この葉については何かあったら、僕が一生付き合います!という言葉に笑ってしまった。確かに先生よりは私がきっと先に死ぬんだろうから、先生は私に一生付き合ってくれることができるだろうなぁと思って。

歯科治療で楽しいなんて贅沢な話。

今日の幸せをいっぱい噛み締めて今日も過ごそう。


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