![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90477017/rectangle_large_type_2_8053e94e0a5f8af1bfdb2f6fadf091dd.jpeg?width=800)
沖澤のどかさん指揮、東京二期会のオペレッタ『メリー・ウィドー』_2020年11月26日
2020年11月26日は取材のため日帰り出張し、そのまま日生劇場に直行。沖澤のどかさん指揮、東京二期会のオペレッタ『メリー・ウィドー』を見ました。
今回は日本語訳詞だったので、字幕に頼らず自国の言葉でオペラを観ることができました。
ピットに現れた指揮者・沖澤のどかさんはとても小柄。失礼を承知で書かせていただければ「かわいらしい」印象で、客席に挨拶したときは、その周囲を照らすような笑顔に心が癒されたほどでした。
しかし、オケが鳴った瞬間、印象が一変。
音が太い!
国王の誕生祝賀パーティーが開かれている広場を、軽やかに吹き抜けていくメロディには重厚さもあり、国王の威厳を感じさせるには十分でした。
エネルギーに満ちて迫力のある音が躍動するのを聴いていると、あまりにも楽しくて、日帰り出張の疲労など吹き飛びました。音とともに、心身に力が満ちるのが自覚できる音だったのです。
幕が下りた後、スキップするように歩きながら、鼻歌を歌ってしまうほど。また沖澤さんが振る音を体験したいです。
ストーリーについては、自分がどういったオペラが好きなのか、ないようで明確にあった"好み•こだわり"を自覚する体験でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1672905583128-IqktR9Xam7.jpg?width=800)
【ききみみ日記】というマガジンに、ここ数年のオペラ・クラシック演奏会の感想を毎日UPしています。
直近の演奏会はもちろん、ここ数年のSNSへの投稿を遡りながら、微調整しています。 是非お越しいただけますとうれしいです。
(2022年10月10日開始)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?