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あまりにも素晴らしい藤田真央×都響のブラームス。しかしチケットを忘れて聞き逃しました(号泣)_2023年10月7日

「チケットを忘れた! 藤田真央なのに(号泣)」と、お昼にFBやX(旧Twitter)に投稿をしたときに、お心を寄せてくださったアナタ様、その上、対策や対処法を教えてくださったアナタ様。心からありがとうございました!

途中でチケットを忘れたことに気づき、思わずSNSに書きなぐってしまった投稿

「自律神経は一度乱れると、戻るのに3~4時間はかかる」と、かつて小林弘幸さんの著書で読んだので、頭を巡りかける「たられば自責スイッチ」をOFFにして、とにかく心を無にすることに努めていましたが、やはり相当ショックでしょんぼりしていました。

なので、いただいたあたたかいお言葉や今後に生かせる知恵が、本当に励みになりました。

さて、心を無にして普段通りの速度で再びサントリーホールに向かうと、ブラームス「ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op. 15」の第三楽章の後半から、サントリーホールのモニターと、扉から漏れてくる音とで聴くことができました。

アンコールからは席で聴くことができたのですが、ホールの扉が空いた瞬間から中の空気の粒子はキラキラしていて、軽やかに華やいでいて、やわらかく感じました。それだけで十分とても素晴らしい演奏だったのだと伝わりました。

藤田真央さんが再びステージの戻り、グリーグ「抒情小曲集第3集「愛の歌」Op.43-5」の演奏が始まると、羽根のような指遣いから生まれる音が一瞬でホールの空気を変えるのを体感できて、とても幸福で、同時に切なかったです。

今日の演奏はLIVE録音されているそうなので、絶対にCDで買うと心に誓いました。

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さて、後半の東京都交響楽団によるドヴォルザーク「交響曲第7番 ニ短調 Op. 70」は、とくに第3楽章からドラマティックでした。うねるような盛り上がりとともに第4楽章が終わった時、大野和士さんがタクトを下ろすと脱力し、よろけるように落下防止バーに身体をもたせかけた姿も印象的でした。

(14:00からの演奏会だったのに、サムネいるのホール前電子掲示板の写真で周囲が暗くなっているのは、インターコンチでケーキを食べて機嫌を直した後に撮影したためです。

実は一度、ホールに到着した時に「どうせ間に合わないし、人気がないうちに」と撮影しており、七色の光が差し込む素敵な写真が撮れました。
しかし周囲が明るかったので反射して私の姿も映り込んでいたのですが、その表情が、もう、ヘドロの底みたいな顔だったので、「ひどすぎる! さすがにこんなの誰にも見せられない!」と、帰宅する前に再度撮ってきたのです。

今日の一件はそもそもただのアホドジなのですが、もう二度とこんな痛みは味わいたくない。来週の演奏会からは声に出して指さし確認するぞ! とも心に誓いました。トホホです。

でも、運営さんに電話したり入り口などで席を伝えれば仮チケットで入場できることを学べたのでよかったです。教えていただき深謝します)


【ききみみ日記】
★今回で投稿124回目になりました★
オペラ・クラシック演奏会の感想をUPしています。是非お越しいただけますとうれしいです。
(2022年10月10日~2023年1月15日まで101回分を毎日投稿していました)

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