マガジンのカバー画像

クリエーターの本音【本の間の、音】

3
小説家として生きる中で抱いた、個人的な本音を綴らせていただいています。 レピュテーションリスクをほぼ省みず、筆を走らせております。 何卒ご容赦のほどよろしくお願いいたします。
運営しているクリエイター

#編集者

自分の本が書店に並んだところで、世界など変わらない

自分の本が書店に並んだところで、世界など変わらない

●初めて書店に自分の本が並んだ日初めて書店に自分の作品が並んだときは、とにかくワクワクした。この舗装された道は遥か遠くまで真っすぐ開けているように見えた。

(私は小説家デビューする前に、アート系雑誌に作品を採用してもらったり、コラムが雑誌に載ったりしていた)

そして、初めて小説が掲載された雑誌が書店に並んだときは、ましてや単行本が書店に並んだときは、世界が変わると思った。 

世界が変わると、

もっとみる