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新年に向けて知っておきたい! 住宅購入準備講座

こんにちは。
LIFULL HOME’S 住まいの窓口です。

新しい年を迎えるこの時期、まとまった時間が取りやすいこともあり、住宅購入の情報収集を始めたい、という方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は住まいの窓口ハウジングアドバイザーの勝田さんに、初心者の方が住宅購入に向けて、どんなことから始めたらよいかを聞きました。


話し手:勝田さん(住まいの窓口ハウジングアドバイザー)
2016年のサービス立ち上げ当初から、住まいの窓口に携わる。首都圏エリアの複数の店舗で相談を担当したのち、2021年10月からはビデオ通話相談の専任担当に。プライベートでは3人の子どもを持つ父親で、自らも子どもの成長にあわせて注文住宅の購入や売却に取り組んだ経験を持つ。

聞き手:住まいの窓口note編集部
住まいの窓口のプロモーションを担当する、いわゆる“中の人”。住宅購入はこれからなので、ハウジングアドバイザーの話に興味津々。家づくりに関する投稿のほか、自身の経験をベースにした投稿にも挑戦中(以下参照)。


家族との時間が増える新年は、住宅購入検討の絶好のチャンス!? 

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――今回のテーマが「新年に向けて知っておきたい! 住宅購入準備講座」です。勝田さんは年明けにかけてのこの時期をどのようにとらえていますか?

まさに、住宅購入を考えるにはとてもよい機会だと思います。時間に余裕があるというだけでなく、ご家族と過ごす時間が増えますし、ご実家に帰省される方も多いですよね。ご両親から「そろそろ家を…」なんて話が上がって検討を始める方もいるようです。
実際、住まいの窓口を利用されるお客様は、毎年1月の年明けに増えるんですよ。

窓口相談数グラフ

――時間の余裕だけでなく、ご家族との時間が増えることがポイントになるのですね。では、具体的に何から考え始めたらよいか、教えてください。

まず考えていただきたいのは、「住みたいエリア」「どういう暮らしがしたいか」ですね。
「住みたいエリア」は、なかには決まっている方もいるかもしれませんが、決まっていない方にはぜひ最初に考えていただきたいことです。今まで住んだことのある場所で良かったところを思い出して、なぜその場所が良かったのか、その理由を考えてみるとヒントになります。
「どういう暮らしをしたいか」というのは、「庭でバーベキューをしたい」など、憧れている暮らしのイメージです。どんなことでもいいので、家を買ったらしたいこと、理想の生活のためにほしいものを挙げてみてください。

家の購入というと、「住まいの種別(一戸建てかマンションか)」や「予算」などを先に検討するのでは?と思われる方もいるかもしれません。
それも一つの方法ではありますが、「種別」は価格の見当がつけづらいので最初に考えるのは難しいです。逆に「予算」を決めてしまうと、話が一気に現実的になってしまうので、考えにくくなることも多くなります。
ですので私は、「どこに住みたいか」「どんな暮らしをしたいか」といった“暮らしの理想”からイメージを固めていくことをおすすめしています。


検討のポイントは「実家」にあった!? 帰省するなら覚えておいてほしいこと

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――冒頭に、ご両親から住宅の購入をすすめられる、という話がありましたが、住宅購入はご実家のご家族も交えて話したほうがよいのでしょうか。

そうですね。どの程度話すかは、各ご家庭によって異なるものだと思いますが、「家を買いたい」というご意向を伝えていただくことは大切です。

住まいの窓口を利用されるお客様でも、事前に購入を親御さんにご相談されているお客様と、そうでないお客様がいるのですが、事前に相談されなかった場合には、購入の段階になってご両親の反対を受けるケースもあります
私が以前ご担当したお客様でも、購入する前になって初めて親御さんにご報告したところ、予算の観点から反対されてしまい、直前で希望していた物件をキャンセルせざるを得なかった方がいらっしゃいました。
親御さんが家を購入された時代だと、金利が今よりかなり高かったので、予算を聞いて心配になる方もいるんですね。

一方で、事前にご相談をされたことで、ご両親から資金面での援助を受けられるようになり、当初の予算より選択肢を広げて検討できるようになった方もいます。また、なかには購入するなら同居という話になり、当初の予定を変更して二世帯住宅を建てることになる、といった場合もあります。
このように、ご家庭によって反応はさまざまですが、自分たちの計画が変わる可能性もあるので、事前にお伝えしてご意見を聞いておくに越したことはないと思います。

――なるほど。すると直接ご実家でお話しできる機会がよいタイミングになりそうですね。

そうですね。それに加えて、先ほど挙げた暮らしの理想をイメージするのが難しいという方にも、ご実家はポイントになるんです。
ご実家に帰ったときに、過去の思い出を振り返ることがあると思います。よいと感じた暮らしの記憶を間取りや空間と紐づけてもらうことで、理想のイメージがしやすくなるんです。ご自身が育ってきた環境でお子さんを育てたい、というような希望が出てきたりすることもあります。
暮らしのイメージを膨らませるという点でも、帰省はよいきっかけになると思います。


全部自分で決めなくてもいい! 経験者やプロの意見も参考にしよう

――そのほか、住宅購入を検討するときのポイントなどはありますか?

今住んでいる環境、今のお住まいで不便なこと、よいと思っていることを話していただくことでしょうか。お互いの考えの共通点や違いを把握したり、絶対に譲れない条件は何かを確認しておいたりするとよいですね。
ただ、“譲れない条件”は、検討の初期段階では考えるのが難しいところでもあります。家の広さや各設備が必要かどうかなどは、住宅購入を考えるうえではとても重要なのですが、なかなかイメージがつきにくいので、条件として挙がりにくいんです。

実際、住まいの窓口に訪れるお客様に最初にお話を伺うと、「通勤時間」「駅徒歩分数」「ご実家までの距離」など、現実的に想像しやすい利便性を条件として挙げる方が多いです。
そうしたことも踏まえると、実際に家を建てた方に感想を聞いたりするとよいかもしれません。お正月にご親戚やご友人と会う予定のある方は、その機会を利用してみてもいいですね。


――最後に、新年に向けて住宅購入を考えたいという方に、アドバイスをお願いします!

ご家族でご検討いただく段階では、ご家族間で「何を大切にした家にしたいのか」が分かれば十分だと思います。
住宅購入には膨大な選択肢があるので、自分たちですべて調べて決めるのはなかなか難しいのが現実です。ただ、大切にしたいポイントが分かっていれば、不動産会社探しや物件の比較検討などは進めやすくなります。

住まいの窓口には、何も分からない、大切にしたいポイントなども決まっていないという方も多く来られます。そうした方でも、私たちがお話を聞くことで、考えがまとまったり、考えてもみなかったところに気づけたりもします。ぜひ気構えずに利用していただければと思います。


いかがでしたか。
本記事でご紹介したポイントを参考に、ぜひ新年に向けて、理想の家や暮らしに思いを馳せてみてくださいね。


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