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【古本屋日報】独裁者が最も恐れているもの

毎日本をタダで配っている古本屋です。色々な本(たまにDVDやCDも)を出しているのでよかったらチェックしてみてください。


この記事は古本屋が日々の出来事、つぶやきや感じたことなどをまとめる日記的コンテンツですが、さりげなく話題に関連した本をスッと差し出し売りつけようとするので、よかったらご検討ください。

2022/3/30

「殴られて当然」という理論

「誹謗中傷したから殴られて当然」だとしたらツイッターランドボコボコにされる奴続出するな。

関連ツイート


【買った本】Kindle日替わりセールと月替りセールにて

イノベーションはなぜ途絶えたか

イノベーションはなぜ途絶えたか ──科学立国日本の危機 (ちくま新書) 山口栄一

Kindle日替わりセールにて。299円

かつて「科学立国」として世界を牽引した日本の科学とハイテク産業の凋落が著しい。経済の停滞にとどまらず、原発事故のような社会への大打撃を招きかねないイノベーションの喪失。その原因は企業の基礎研究軽視にとどまらず、政策的失敗にあったことをベンチャー支援策に成功した米国との比較から解明する。さらに科学の発見からイノベーションが誕生する原理を明らかにし、日本の科学復興に向けた具体的な処方箋を示す。科学と社会を有機的に結びつける“国家再生の設計図”。


ヨーロッパ現代史

ヨーロッパ現代史 (ちくま新書) 松尾秀哉

Kindle月替りセールにて。627円

第二次大戦後、ヨーロッパ諸国は「和解」に向け歩んできた。だが、現在は自国中心主義勢力が各国で拡大し、英独仏ロによる「大国の時代」が復活しつつある。この危機の本質を理解するには、これまでの七十数年の歴史を繙かねばならない。福祉国家の成立とその行き詰まり、新自由主義時代の到来と東欧革命、エスニシティの噴出、グローバル化の進展、財政危機や難民問題、反EUなど現在の危機に至るまで、国際関係のみならず各国の内政との関わりからも描き出す決定版ヨーロッパ史。


「孤独」という生き方

「孤独」という生き方~「ありのままの自分」でいることのできる、自分だけの居場所を求めて~ (光文社新書) 織田 淳太郎

Kindle月替りセールにて。499円

なぜ人は孤独を求めるのか? 他人と繋がりすぎた現代人ならではの潜在的な欲求――「解放されたい」「ありのままの自分でいたい」――のためか? 自らの体験に加え、孤独な生き方を実践する人たちへの豊富な取材を基に、人間の根源的な欲求を突き詰め、真に「生きる」とはどういうことかを考察する。コロナ禍において、都会を離れて暮らす方法を伝授する実用書的側面もあるノンフィクション。


脳の寿命を延ばす「脳エネルギー」革命

脳の寿命を延ばす「脳エネルギー」革命~ブドウ糖神話の崩壊とケトン体の奇跡~ (光文社新書) 佐藤 拓己

Kindle月替りセールにて。499円

「脳のエネルギー源はブドウ糖」と言われて久しいが、それだけでは脳は元気に働き続けられないことが分かってきた。血糖値が不安定だとニューロンのエネルギー不足が起こるが、認知症やうつ病の原因の一つがこのエネルギー不足。しかしエネルギー基質であるケトン体をうまく使えば脳の老化を遅らせることができる。神経科学者が、ヒトの脳の発達を可能にしたエネルギーについて説明しつつ、脳を長持ちさせる栄養摂取法を考察する。


ユダヤ人問題に寄せて/ヘーゲル法哲学批判序説

ユダヤ人問題に寄せて/ヘーゲル法哲学批判序説 (光文社古典新訳文庫) マルクス

Kindle月替りセールにて。499円

急進的な民主主義者からプロレタリアートによる革命を目指す共産主義者へ。青年マルクスは、宗教批判から現実の政治変革としてヘーゲルの法哲学批判へと向かい、そしてユダヤ人問題、すなわち「貨幣」に支配される社会を変革することなしに、真の人間解放はあり得ないと喝破する。独創性あふれる「初期マルクス」の最重要論文集に、詳細かつ丁寧な解説を付す。


Twitterのコスプレ画像

Twitterで全然キョーミのないコスプレ画像がタイムラインに流れてくるの勘弁してほしい。

ホントに多くて不快になるから「このツイートに興味ありません」っていちいち報告してるんだが、それでも流れてくる。
それくらいコスプレ画像が世に溢れてるってことか。世も末だな。

つけ上がったブスに萌え豚がブヒるような世界に関わりたくねえんだよ。


いちごサンド

コンビニのサンドイッチなのに430円とかして俺以外買うやつおるの?って思うけど、大体どこの店も残り1個とかなんだよな。
まあ、そもそも仕入れも少ないんだろうけど。
中までいちごがつまっててとても美味しい。
こういうのは好きな奴しか買わないんだから絶対高くても美味しい方がいい。


「古本屋の毎日プレゼント企画」当選報告

当選報告&noteの宣伝までありがとうございます!フェティシズムと快楽と哲学に存分に溺れてください!


遊びは本能

「遊び」は本能であることがよく分かる。


昼飯抜き

「社会が悪い」に持っていきたいのが見え見えなんだけど、要は「選択と集中」だろ。
過剰なメシよりカネが欲しいだけの話だろ。
そもそも朝昼夜3食を常識だと思って必要以上に消費することが格差を生むし、社会が悪い方向に行くだろ。


独裁者が最も恐れているもの

これ1ヶ月前に池田信夫さんも同論文を示していたんだよな。

フランス革命時、マリーアントワネットの祖国オーストリアとプロイセンが内政干渉しようとしたのも親族だからではなく、フランスから起こった革命の火種が王政を揺るがすことを恐れたからだった。

ルイ16世王政時、アンシャンレジームへの不満が高まり、パリ市民が蜂起、絶対王政の象徴であるバスティーユ牢獄が襲撃され、そこからフランス革命は全国に広がる。
これを受けルイ16世はマリーアントワネットの母国オーストリアへ一家逃亡を図るが失敗。国王の権威は失墜した。
独裁者にしてみれば隣国の民主化がどれほどの脅威かは想像に難くない。

また、プーチンはKGB在籍時、東ドイツ・ドレスデンに派遣されていたが、ベルリンの壁が崩壊、シュタージに抑圧されていた国民の怒りはシュタージとも協力関係にあったKGBにも向かい、KGBドレスデン支部は抗議者に包囲されたという。その時プーチンは迫りくる民衆に怯えながらも書類をシュレッダーにかけ、銃で抗議者を脅し退散させた。

民衆の蜂起を矛先を向けられる側として身を以て経験した彼がその後独裁者となり、再度身近に民主化への動きが起こっていることは如何ほどの恐怖か。その懸念は民主政治が当然の我々には計り知れない。

↓参考文献と参考動画↓

「歴史」と「経歴」から思惑はある程度浮かび上がってくるものだ。


【読んだ本】ルポ プーチンの戦争

読了。


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古本屋からは以上です


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