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ほっかいどう暮らし69 札幌市 おにそば

ご近所の飲み友達に、みんなから『社長さん』と呼ばれているおじさんがいます。

何年か前に起業して札幌に引っ越してしまったのですが、今でも付き合いは続いていてSNSでのやり取りや、年に1、2度遊びに来たり行ったりしています。

今年の7月、『社長さん』から突然「お中元」って

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厚岸産の牡蠣100個が送られてきました。

さすがにいつもの飲み仲間のコーイチさん(40代後半)、ゆういちさん(40代半ば)、タケちゃん(同)と僕のオヤジ4人では食べきれないので、奥さん達にも声をかけて

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焼いたり

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蒸したりして、美味しくいただきました。

久しぶりにみんなで集まって盛り上がったのですが、やはり話は

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そこで次の日曜日、タケちゃんは仕事があって行けないとのことで、僕とコーイチさんとゆういちさんの3人でお礼を兼ねて社長さんに会いに札幌へ行きました。

途中お酒屋さんに寄って

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社長さんの好きなレモンサワーをお土産に買ったりしていたら、ちょうどお昼の時間になりました。

いくら旧知の仲とはいえ、お昼時に伺うのも気がひけるので「先にお昼ご飯を食べに行こう」ということに。

僕が「何を食べたい?」と聞いたら

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パンチの効いた蕎麦だとっ???

しかしふと思いついたお店があったので、そのまま向かいましたのが札幌市豊平区にあります

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おにそばさん

コシの強い極太の蕎麦が売りのお店です。

カウンター席に着いて僕が注文したのは

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肉盛り 冷 普通盛り

普通盛りでも麺は450gもあります。

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噂に違わぬ極太麺で、しかも硬めに茹でられているのですすり上げるのが大変です。

その分蕎麦の香りがしっかりと感じられて、ラー油の入ったピリ辛のつけ汁によく合います。

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上に乗っている味付きの薄切り肉が、このピリ辛の汁との相性が絶妙でとてもおいしいです。たっぷりの海苔もいい感じ。

一方、カウンターの隣の席ではコーイチさんとゆういちさんが「これ旨そうだ」と言って注文していたのが

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肉盛り 背脂地獄 中盛り(麺600g)

こちらはつけ汁に背脂がたっぷり入っています。

はじめは

「これ、うまいわ〜」

「こういうの食べたかったんだよ~」

なんて言いながら食べ進めていたのですが、山盛りの極太麺と大量の背脂、さすがに中盤にもなるとアラフィフのおじさん2人

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パンチが効きすぎていたようで、ノックアウト寸前になりながらもなんとか完食していました。

さて、食事も終わってお昼の時間も過ぎたので、社長さんの会社へ向かいました。

車の中では2人して「蕎麦は旨かったが、脂にやられた」と言いながら、お腹の調子を気にしていました。

会社に着いて半年ぶりに社長さんと再会。コーイチさんとゆういちさんが久しぶりに会った社長さんに最初に掛けた言葉は、「こんにちは」でも「久しぶり」でも「元気だった?」でもなく

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でした。

おしまい

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