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ホワイト訪看の3つの特徴

昨日書いたブラック訪看の記事が思ったより需要があったので、逆にホワイト訪看の特徴を考えてみたいと思います。

ホワイト訪看の定義が非常に難しいですが、今回は安心安全に働けるという視点で書いていきたいと思います。

①社内制度が明確である
訪問看護事業所は、中小企業が多く、制度が整っていないところも少なくありません。
最近は少なくなりましたが、就業規則がないところなどもあります。
安心して働くうえで、大切なところだと思います。
ない場合は、社長と随時相談ということになりますが、なかなか掛け合えないということもあるので、就業規則があり、付則などまであるところは良いと思います。

まずは紙面でしっかり残っていることが重要です。
ホワイト訪看は、全スタッフがいつでも確認できるようになっています。

福利厚生面もそうです。
中小企業には、その辺りの整備も不十分ですので、ご自身が欲しい制度の有無を確認できると良いと思います。
昼食代の補助、学会などの参加費補助、社宅制度などはこの辺りは結構人気な福利厚生だと思います。

②定期ミーティング実施・複数担当制を取っている
訪問看護ステーションによっては、担当制で基本は看護師・セラピスト1人で抱えないといけないという訪問看護ステーションもあります。
毎回同じ方にいくという点では、悪いことではないのですが、安心安全に働けるという点では疑問があります。

何か事故があったときや、困難事例に当たったとき、相談はできるでしょうが、基本的には1人で対応しないといけません。
これは結構な心労負担にもなると思います。

なるべく、複数担当制でかつミーティングなど情報共有を積極的に行うところが良いと思います。

また訪問看護に入職する方の多くは、訪問看護未経験の方が多いと思います。その方は教育制度がどれほど充実しているか。独り立ちまでどのようなステップを踏むのか明確なところが良いでしょう。
ホワイト訪看は、3ヶ月程度で1人立ちが目安です。

③業務時間内にすべての業務が完結できている
この数年、カルテ・情報共有ツールの電子化によって訪問看護ステーションの業務はどこでも出来るようになってきています。

その為、業務時間外にも出来るようになっています。
前回の記事でも書きましたが、見込み残業制を取り組んでいることも増えていますが、安心安全の観点では見込み残業制ではない方が良いでしょう。

また残業時間も5時間以内のステーションが増えてきております。
この辺りがホワイト訪看の基準になると思います。

いかがでしたでしょうか。
ホワイト訪看の特徴を3つに絞って書いてみましたが、私も書いているなかで、もっとこの辺りも書きたいなという点が多々浮かんできました。

どこかで、訪問看護転職マニュアルでも作ろうかと思います。

スポンサーいないですかね??(笑)

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