第27回文学フリマ東京 参加レポ
2018年11月25日。
東京流通センターにて開催されました第27回文学フリマ東京!私の所属するサークル Gotta-ninovels. もバッチリ出店させていただいておりました。
まずはブースにお越しくださった皆様。本当に、本当にありがとうございます。
今回も様々な形で、多くの方に私たちの本を手にして頂くことができました。
自身の本を手に取って頂けるということは(端くれでしかないとはいえ)、一応「物書き」の一人である私にとりましては、これ以上ないほどの至福であります。
感謝の一言です。本当に。
今回、私どもが出品いたしましたのは以下の4点でした。
『“意識高い系”系になろう!』著:穂高ハジメ New?
『ちんちろちん 辰陵編 #1 ~3』著:穂高ハジメ New!
『BIG GUN #1 』著:諸星モヨヨ
『BIG GUN #2 』著:諸星モヨヨ New!
以下、ざっと詳細をば。
今回、わたくし穂高ハジメが参加にあたり用意しましたのは、以前より出品を続けている『ちんちろちん』シリーズ―――股間にペニスバ●ドを装着した少年たちが紡ぐ熱い青春バトルの物語。設定はアレですがガチで“カッコイイ”戦闘描写を心がけてる力作です―――の最新話、#3が加わり56ページという色んな意味でアツいコピ本と、
多方面へ向けてケンカを売りに売りまくったアホみたいなイシキタカイ系ハウツー本『“意識高い系”系になろう!』の二冊。↓の画像を見ていただければ、大体の雰囲気は察していただけるやもしれません。
ちんちろちんの2話までは コチラ (アルファポリスに飛びます) で
“意識高い系”系のサンプルは コチラ (note記事) で
それぞれ読むことができます。興味のある方は是非どうぞ。
一方、サークルの片翼を担う諸星モヨヨ氏が新しく発行したのは・・・こちらも以前よりの刊行が進んでいる『BIG GUN』シリーズ、その2話目!
非常に泥臭い、鉄塊と鉄塊のぶつかり合いが魅力のロボット西部劇小説です。アツい。いやホントに。
読み進めるうちに湧き出てくる、このじんわりとこみ上げる熱量をどう例えたら良いのか私には分かりかねますが・・・そう。
読み終えた時、ハッと我に返ると、まるで今の今まで自分自身もキャラと共にロボットへ乗り込んでいたかのように前傾姿勢をとってしまっていた・・・と言えば少しは伝わるでしょうか?
鋼鉄の塊がぶつかり合う鈍い音と、その合間に訪れる一瞬の静寂。読み進めるうちに頭の中に広がる「音」のリズムが没入感を誘います。ぜひ多くの方に読んで頂きたい。
作品詳細は コチラ (#2告知記事)
もしくは コチラ (#1) にて。是非に。
ともあれ。
同人イベント参加もこれにて4回目、ようよう最低限のノウハウも分かってきたところではありますが・・・・・・正直なところ、まだまだ課題は残りに残ってます。
表紙、宣伝、そして近隣ブースとの・・・交流。
交流。
そう、交流です。
コミュ障科コミュ障属コミュ障目に属する生物である私などは非常に不得手とするコミュニケーション活動。今回は、残念ながら両隣のブースの方々と交流を行うことはできませんでした。
・・・あとちょっとの勇気が出なかった・・・。くやc。
次こそは胃酸を喉奥より噴射するほどの覚悟でもって、隣ブースの方々に話しかけにいく所存です。
・・・がんばろ。
戦利品について。
個人出版の会社?が出しているものでしょうか?
こんな本を見つけました。
多田欣也 絵・文『二十世紀酒場[一]』
味のある手書き絵と素朴な文体で書かれたエッセイが詰め込まれた至高の一冊。
独りで大衆酒場や飲み屋に入った際、酒にふらつく思考の中でぼんやりと浮かんでは消えるような、行くあてもない独り言の数々が、このこじんまりとした四角い紙面の箱に丁寧に収められていて・・・なんだかこの本を肴に一杯やりたくなってしまいます。
次のイベントでは2巻を購入するつもり。今から楽しみ仕方ありません。
改めまして、今回の文学フリマも無事、最後まで参加させていただきましたことを報告させていただきます。
皆さま、誠にありがとうございました!