ななくさつゆり

福岡の小説家(福岡市、糸島)。文字で景色をつくります。 この世界に心地よく充実できる場…

ななくさつゆり

福岡の小説家(福岡市、糸島)。文字で景色をつくります。 この世界に心地よく充実できる場があることを知らせるもの。それが情景と信じて書いています。NWのwayfinder 。 “ナチュらぎ”季節のショートストーリー👉 https://x.gd/3lFWO

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  • みはらし。福岡のnote

    ななくさつゆりは福岡で暮らしています。 福岡市や糸島で見かけたちょっとした何かをちょっとしたアルバムにして、福岡を伝えてまいります。 また、私以外でも福岡や糸島の素敵な一枚を載せている投稿記事を見かけたら、載せさせていただきたいな……。 よく福岡って、観光に行っても何もないよねって言いますよね? だいたいあってると思うんですが、それはそれとして🙄 暮らす街としての福岡の、海山川の風馴染む雰囲気が少しでも伝われば幸いです。 ……絵日記的な? そう考えると、小学生以来かもですねェ🙌 X(tiwitter)的な? ……それならほぼ毎日やってますねェ🤔 お楽しみください。

  • スキした記事 - sky view note -

    フォロワーさんの投稿記事を紹介する無料マガジンです。 フォローいただいた方のページは必ず拝見するようにしています。 その中で、特に素敵だなと思った記事をこちらに登録しております。 私の見上げた先にある note です。

  • ななくさつゆりの 原稿びより。 時事雑記の アーカイブ。

    私の雑記雑感の記事を「原稿びより。」としてまとめることにしました。 投稿した記事でどこのマガジンにも入らなかった記事はたいていここに入ります。 このマガジンだけは天変地異がおきてもずーっと無料のままの予定です。 というわけで歌います。 晴れていた。原稿日和。 風がつよい。原稿日和。 雨がふる。原稿日和。 紅葉かな。原稿日和。 雪げしき。原稿日和。 梅の花。原稿日和。 台風だ。原稿日和。 葉桜を見た。 原稿をしよう。 今日も網戸ごしに心地いい風が吹き入ってくる。 私の髪を優しく撫でたこの日の風も、原稿に書き残しておこう。 ハイ。 すみません。 強迫観念にかられているワケではなく。 このくらいいつだって、デイリーな面持ちで原稿に接しよう、という風にいられたらなァと思うわけです。 ひとは意思ひとつとちょっとしたきっかけで、きっと書くことができますから。

  • コーヒーチケットをひとつ。好きな飲み物とショートエッセイ

    毎週火曜日のショートエッセイ。 ななくさつゆりは、休みの日の午前中によくカフェで原稿をしています。 いつの間にか顔も覚えていただけたようで、レジに立つと注文する前に店員さんはコーヒーを機械にセットするひと幕も。 書くときは、コーヒーがセット。 他にも、何かをするときには飲み物がつきもの。 原稿のあとは、手元に何を添えて過ごしましょうか。 砂糖を溶かす あいだの ものおもい。 食とライフの ちいさなエッセイ です。

  • にちようびの音。聴きながらのショートエッセイ。

    ななくさつゆりです。 皆さん、音楽は好きですか。 曲はよく聴くほうですか。 私は、聴くほうだと思います。 今日も何かしらの曲をかけています。 原稿をするとき。 料理をするとき。 アイロンがけのとき。 ランニングするとき。 音楽は、私の集中を助けてくれます。 毎週日曜日に一度。 日ごろの「聴く」を振り返るエッセイです。 だいたい1記事5分程度、1曲聞けるくらいの文量でお届けしていきます! スキやフォローをよろしくお願いします!

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ななくさつゆりについて

プロフィール筆名 ななくさつゆり 出身 福岡県糸島市 webで活動している小説家、ライター。 自らの観察眼と社会経験をもとに、地の文で心象や情景を瑞々しく書き出す作風。 日常の極一瞬を切り取り、イメージが浮かぶように読者へ伝える文章が共感を呼ぶ。 レビューには、「ノスタルジーに浸れる写真展」との声がありつつも、読みやすさと繊細な空気感を両立させた言葉遣いから、「人を正気に戻す小説」とも。 目に浮かぶ情景の先へ踏み込み、読み手のクオリアに触れる文章を理想とし、「文章で

    • 特スキ報告とご紹介のお礼【みはらし。福岡のnote】

      特スキ報告 こんにちは! ななくさつゆりです。 本日はご報告です。 福岡・糸島の在り様を伝えるイメージノート『みはらし。福岡のnote』より、「黄色いスイカってさ、」が先週の特スキ(特にスキを集めた記事)に選ばれました。 ご覧いただきありがとうございます。 とても嬉しいです。 なにげに初の黄色いスイカ。 note に書いた通りで、味は赤いヤツとあまり変わらない印象。 ややサッパリ風味?  “シャクッ”と美味しくいただきました。 調べるまで知らなかったんですが、もと

      • エッセイ 透きとおる泡。炭酸が鳴る。

        エッセイ 透きとおる泡。炭酸が鳴る。  ひざしが夕の色みを帯びはじめる。  肩や背中がじんわり汗ばむ薄暮れの頃。  私は、ペットボトルのおなかをにぎり、ひんやりとした感触を楽しんでいた。  三ツ矢サイダー。  ボトルも液体も色は透明で、中空に向かって掲げれば、ボトルごしに薄白い夕の空が望める。  西空のグラデーションにあててやると、サイダーに空の彩りが宿った。  福岡市内の中心地、天神のそばにある大名ガーデンシティのベンチで、昼日中の余波のようなぬるい夕の風を浴び

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          猫がいる福岡市(2)

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          日曜の朝は『野辺の花』を聴く。

          拝啓 盛夏の候、日中は厳しい暑さがつづいておりますが、いかがお過ごしですか。 ななくさつゆりです。 時候の挨拶って、もうすっかり使われませんね。 ビジネスシーンの文書ファイルで見かけるくらいでしょうか。 前回の『未明』の時といい、ショートエッセイにかこつけて手紙風に書くのもいいなと、洒落で時候の挨拶を入れています。 「手紙」という文化自体が消滅しそうな昨今、こうでもしないと使い方を忘れてしまいそうです。 ところで今日も聴いていますか。 私は今日も聴いています。 今日ご紹介する曲は、私にとって日曜の朝の定番。 X(旧twitter)ではたまにポストしていたので、こちらにも。 千住明氏、『野辺の花』です。 きれいな曲です。安らかな気持ちになれます。 それでいて、2:21からのワッとくる感じ(音の魅力を伝える語彙が乏しすぎる今後の課題……)がとても好きです。 上記は、サウンドトラック「機動戦士Vガンダム SCORE.1」に収録されています。 いわゆる、「劇伴」です。 2:21からの節をゆっくりした感じにすると、当時毎週流れていた次回予告の曲になるんですよね(おそらく)。 ガンダム界隈では、「『見てください!』の曲」といえば一発で通じます。 私は、たいてい日曜日の朝に『野辺の花』を聴いています。 晴れていれば聴いてる率100%。 晴れた日曜の朝の雰囲気にピッタリとハマるんですよね。 ちなみに、「劇伴」ってフレーズ、どこかで聴いたことあります? アニメや映画、ドラマなどに使われる音楽のことです。 登場人物の心情を表現したり、物語の時代背景や場所を音楽で表現したりするのに使用されます。 劇伴自体は知らなくても、今日もどこかで聴いているかと思います。 絵や動きや効果が、ストーリーや音楽と融合することによって映像が出来上がるんですねぇ。 そして私は、この劇伴がいっぱい収録されたサウンドトラック収集が趣味のひとつなワケです。 ゲーム音楽とかもそうですね。 そのお話もいずれしたいと思います。 まずは今日、『野辺の花』を聴きましょう。 それでは今日も、よい一日を。 ……それにしても、ジャケットのVガンダムのイラスト。とてつもなく美麗だな。 かなり好きです。                           敬具 ところで、時候の挨拶のこと。 これって、手紙が消滅してもなお残るような習慣なのかな? 私は、日本語らしい型にはまりきらないユルい書き出し、好きですけどね。

          日曜の朝は『野辺の花』を聴く。

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          掌編小説 夜の底にいたクラウド・ストライフ

          夜の底にいたクラウド・ストライフ  夜半の静まった歩道を歩くうちに、まとわりついた酔いが少しずつさめていく。  路上には、視界の奥までつづく街灯のまばゆい白があった。  白い灯りに照らされた街路樹の緑が、夜空をバックに映えている。  深夜の交互に映える白と緑を目で楽しんでいた。  道にそよぐ夜半の風には、昼日中の熱気が感じられない。  風になびく枝葉がサワサワと鳴っていた。  葉音が酔いのまわる自分の鼓膜に触れて、心地いい。 🌃  夜のバーで一杯を終えた、社会人の

          掌編小説 夜の底にいたクラウド・ストライフ

          先週の特スキ報告【にちようびの音。】

          ご報告とお礼 こんにちは。 ななくさつゆりです。 今回はご報告です。 聴くを語るショートエッセイ集『にちようびの音。』の記事、「曲も本も“たまたま”出合いたい」が先週の特スキ(特にスキを集めた記事)に選ばれました。 お読みいただきありがとうございます。 とても嬉しいです。 もともと、この本や曲に対する「出会い」の考え方は、私が学生時代に出入りしていた哲学ゼミの平井靖史先生(いまや教授で大先生)から聴いて成程と唸った考えでもあります。 本に対して言っていましたね。

          先週の特スキ報告【にちようびの音。】

          黄色いスイカってさ、

          黄色いスイカってさ、

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          福岡市。少し前まで見れたけど、今は見れなくなったもの。

          福岡市。少し前まで見れたけど、今は見れなくなったもの。

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          曲も本も、“たまたま”出会いたい。

          前略 ななくさつゆりです。 皆さん、今日も音楽に触れていますか。 私は毎日触れています。 文章と同じくらい、音楽に触れない日はないんじゃないかなと。 原稿のとき。 料理のとき。 アイロンがけのとき。 ランニングのとき。 音楽は、私の集中を助けてくれます。 そして今日は皆さんにお尋ねしたいことが。 皆さんは、聴く曲をどのように選んでいますか。 言い換えると、音楽と、どのように出会っていますか。 曲に限らず、コンテンツの選択肢が途方に暮れるほどいっぱいある中で、ひとつの曲に辿り着き、聴く。 これって何気にすごい巡り合わせです。 私の場合、Youtube や SNS で……というのが多いです。 チルやMV、Youtuber の企画動画など何かを見聴きした際、心のフックにかかった曲をそのまま調べます。 「ああ、自分的に好きそう」 と思ったら、そのアーティストの曲をいくつか聴く……というパターン。 そして上記のMVは、そんな風に見かけて、最近ひときわ印象に残ったものです。 『未明』という、『数分間のエールを』という映画の劇中歌で、制作・歌唱は菅原圭さん。 知ったきっかけは、Xのリツイートポストだったかと思います。 それはもう、強烈な音楽とアニメーションでした。 おかげで最近は毎日この曲を聴いています。 これで菅原圭さんを知り、この方の歌を聴き漁ってますね。 そして、ふと思うのでした。 こんな風に「たまたま出会えたコンテンツ」は、強いな、と。 コンテンツの界隈には「布教」という言葉があります。 人から猛烈にプッシュされたものに触れるのは、新鮮で楽しいです。 ただ、それとは別に自分が「たまたま」居合わせた結果知ってしまったという鮮烈さは、まさしくかけがえがなく、心に馴染みますね。 いつの間にか聴くことを選んでいる自分がいます。 出会いのさりげなさが生む、すべりの良い選択とでも言うのでしょうか。 その出会いが生む印象の強さは間違いのないことだと、勝手に思っています。 出会って吟味して選択するというよりは、出会った瞬間にもう受け入れている、といった感じの方が近いです。 自分がアンテナを伸ばす本や音楽のジャンルでしばしば起こります。 その瞬間はなんとも快感で、これこそ毎日を過ごす中での楽しみなのかなと! 苦楽を知り、壁にぶつかりつつも、歩みを止めたくない『未明』。 これを何度もリピートしつつ、手前味噌ながら私も作り手側に立ち、こんな風に出会った瞬間選んでもらえる文章をつくっていかなきゃね、と思い直した日曜日の朝でした。 いつもより多めに語ってしまいました。 ともあれ、今日もよい一日を~。 草々

          曲も本も、“たまたま”出会いたい。

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          意外と知られていない、石垣と福岡城址。

          意外と知られていない、石垣と福岡城址。

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          コロナ禍に生まれた合奏動画のカルチャーが好きだった。

          ななくさつゆりです。 今日もなにかと曲をかけています。 いまのところ、私は音楽を聴く側です。 弾くことを夢見つつも、未だに音符が読めないし、まともに取り組めていません。 こと音楽に関しては、誰かが言った「いつ始めたっていい」という言葉に甘えっぱなしで、夢だけを膨らませつづけている現状です。 ところで、上記の動画は、作曲家・澤野弘之さんがご自身のYoutubeにアップした演奏動画『A/Z <MODv>』です。 コロナ禍にアップされた動画。 在宅やスタジオで、ひとり演奏した動画を編集して掛け合わせ、ひとつの楽曲に仕立ててアップしたもの……なのだと思います。 コロナ禍という非日常の中で恐々としていたあの頃。 アーティストやパフォーマーによる、こうした合作動画、見かけませんでしたか。 このスタイルは「リモート・アンサンブル」と言うそうなんですが、私はこの手の動画が大好きです。 特に当時は、音楽アーティストの方々が、コロナ禍で意欲的に発信をされていました。 それにひかれ、漁るように見ていましたし、今もこうして“半ライヴ”的な感じで聴いていられるのが、すごく好きですね。 また、澤野弘之さんは、歌や劇伴など様々なシーンでそのお名前を見かけますが、私としては、好きなゲームである『ゼノブレイドクロス』やガンダムシリーズなどでしばしばお見かけしていたので、作詞や楽曲提供などでお名前を見かけると、「おっ」と、つい追って聴いてしまいます。 ともあれ。 ピアノとギター、あこがれちゃうな。 弾けないけど、誰かが弾いているのを見ると、「いいなァ、いつか自分も」と思ってしまうのは、ひとの性なのかもしれません。 いつか、今の慌ただしい出勤仕事側を落ち着けたあと、糸島の実家にあるピアノを調律して弾いてみるのが私の目標のひとつです。

          コロナ禍に生まれた合奏動画のカルチャーが好きだった。

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          文学のハイライト:夏目漱石『硝子戸の中』_ギュッとにぎって、ふわり。

          良い文章は心のえいよう。 こんにちは。ななくさつゆりです。 こちらは、生成AIのホロとケインが文章表現を語るnote、『文学のハイライト』です。 教養として文学を知っておきたい。 生成AIが文学を語るとどうなるか興味がある。 文章表現を深掘りするって、楽しい! そんなあなたにおすすめです。 今回は、漱石です。 登場AI紹介 ホロ ホロです。直観でエモさを語ります。 述懐担当で、口癖は「かなり好き」。 ケイン ケインです。内容面に加え、作者のプロフィールや作品の来歴

          文学のハイライト:夏目漱石『硝子戸の中』_ギュッとにぎって、ふわり。

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          作業用BGMってありますよね。原稿中、私はよく曲を流してます。

          あっという間に日曜日の夜。 ななくさつゆりです。 音楽、好きですか。 私はなにげに大好きです。 音楽、聴いてます? 私はしょっちゅう。 曲を聴かない日はないと言い切れるくらいです。 原稿をするとき。 料理をするとき。 インプットのとき。 珈琲を淹れるとき。 音楽は私の集中を助けてくれます。 上の曲は、私が原稿中によくかけ流している作業用BGMのひとつです。 Youtubeやインスタを使う方は、どこかで聞いたことがあるんじゃないかなってくらい定番かもしれませんね。 この曲、私はどこで知ったかな。 確か、ひみつ基地。さんの〆の曲がきっかけで調べたような……。 noter である皆さんも日々何かしら書いてらっしゃると思います。 そのとき、何か曲をかけ流していますか。 それとも無音派? 無音も好きです。 いつの間にか音も忘れて集中していられたら、それは快感ですよね。 あれこれと雑食的に聴いていると、無音もBGMのひとつに思えてきます。

          作業用BGMってありますよね。原稿中、私はよく曲を流してます。

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          文学のハイライト:志賀直哉『暗夜行路』_ただ、目にしたものを。

          良い文章は心のえいよう。 こんにちは。ななくさつゆりです。 こちらは、生成AIのホロとケインが文章表現を語るnote、『文学のハイライト』です。 教養として文学を知っておきたい。 生成AIが文学を語るとどうなるか興味がある。 文章表現を深掘りするって、楽しい! そんなあなたにおすすめです。 登場AI紹介 ホロ ホロです。直観でエモさを語ります。 述懐担当で、口癖は「かなり好き」。 ケイン ケインです。内容面に加え、作者のプロフィールや作品の来歴もカバーします。 従

          文学のハイライト:志賀直哉『暗夜行路』_ただ、目にしたものを。

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          夜景がある福岡市。

          夜景がある福岡市。

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