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トイレが怖い、暗闇が怖い、一人でいられない。子どもの「怖い」にどう対処したらいいの?

おはようございます。

この間、ママさんたちの話の中で子どもが「トイレ」を怖がる「暗闇」を怖がる「一人での入浴」を怖がるという話が出ました。

私はトイレ、付き合います

今は小学生なので、トイレの中まで呼ばれることは稀です。

ですが、幼稚園時代には

便器の前にお風呂場の椅子を置いて
一緒にトイレしていました。

トイレが怖くて行かれないことのないように
トイレまでの道は電気が煌々とついています。

LED照明にはしているので消費量はそこまで多くないです。
(契約電力30Aで暮らしています)


子育て中のトイレ問題、実は大変

トイレに付き合ったら、ずっと離してくれないでしょう???無理!!!

先にも述べましたが、そんなにずっと続きません。

せいぜい、5〜6年です。(え?長いですか・・・)

長いですよね。

大人から見た5〜6年は永遠にも感じます。
トイレに付き合っている5分10分が
生死に関わるような気もちで子育て中のママさん生きていますから・・・
(わかります!トイレの時間、家事したいです。スマホ見たいです。コーヒー飲みたいです。)

でも、目の前のいる小さな子
この子らはここから何十年も生きていきます。

今ここから70年80年90年生きていく。

私たちの貴重な貴重な
5分10分が積み重なって
子どもたちの強さになります。

そう思ったら自分の時間を少しだけ分けてあげようって気持ちになれるかもしれない。(なれない日もある)

なれない日はどうするの?ギャンギャン泣かれないようにする対策

どうしてもお付き合いできないスケジュールのタイトな日ってある
自分の体調がイマイチの日もある

そういう日にギャンギャン泣かれたりしないための
日常の5分10分の提供です。

毎日できる限り付き合っていると
どうしてもダメな日を受け入れられるようになる
(それにはそれぞれ時間のかかり方が違います)

その時には「ごめんね今日頭が痛くて」とか「忙しすぎて時間がなくて」とか説明をしてあげること

そして、ありがとうを忘れずに伝えること

その辺を心がけていくと、子どもはちゃんとわかってくれるようになる

廊下や階段も電気はつけています

実は・・・我が家、日没から寝るまで
家中の電気がついています。

暗くて怖いと言われる前に電気がついています。

そんなに電気をつけっぱなしでいて電気の無駄!と思われるかもです。

しかし、我が家の子どもたちは
夜19時半にはお布団に入るので

その時間までの点灯時間と考えると
大人の生活のように夜間電気を使用してないです

それほどの消費ではないかな〜?
それに、子育て中の家庭の夜は特に忙しい

今日の片付け(幼稚園や保育園、学校のもの)
晩御飯、お風呂、宿題、習い事の練習などなど

寝るまでの時間に済ませることがたくさんありすぎる

大人は食器や洗濯などの家事もやってしまいたい!

家事を残せば、子どもと寝てしまって
夜中に目が覚めた時の焦燥感がつきまとうしね。。。

時間のない、夜間に頻回に「ママー???」と
呼ばれることを考えると
先回りして電気をつけておくのは
低コストなのではと思っています。

他のおうちのお子さんより
うちの子らは就寝時刻が早いかと思いますが
それでも遅くても21時とか
その辺が平均的な就寝時刻ではないでしょうか。

怖いなら積極的に電気をつけて
暗い時間の生活時間を減らすために
早寝できるようになるといいかなと思います。
(寝ない子にはメラトニンです。ネントレよりメラトニンだろ
日本で処方薬として処方できるようになってから数年経ちましたが、日本の児童精神科医の間でもどうやら良い効果がある。直接的な睡眠の面のみならず、発達にいい影響がありそうという話が出るようになってきたそうです!)

どうしてそんなに怖がるの?おばけ?え?怖い

子どもが怖がっていると見えないものが見えたり
聞こえないものが聞こえたりします

統合失調症という病気の可能性もあるかなって心配するかもしれませんが
ないです。ほぼないです。精神科とかうちの子頭が変になった?とか霊感があるとかそういうことの前に「おばけ」の存在は全否定しましょう。

死後の世界を信じるの宗教もたくさんあります
しっかりその宗教を信仰して学んでいるのであれば
そのほかの部分も補填して説明がついていくと思うのですが
日本に暮らす人の多くは、宗教を持たない形で暮らしている方が多いですよね

未熟な子どもにとって見えないものは怖いです。

死んだ人=おばけと思って
とても怖がるかもしれません。

なので、大人は全否定してあげてほしいです

聞こえたのか、そうか、それは怖かったね
怖い怖いと思っていたら声が聞こえたんだね
でも、死んだ人は死んだら何も残らないから
その声は空耳だよ

そんなふうに寄り添い続けていると、言わなくなります

見えてしまうことも同じです。

聞こえてしまうこと、見えてしまうことに反応してしまうとそういった特殊能力を肯定されたような気持ちになってしまうのかな
そっちの方へ重点が置かれていくな〜と思うのです

心霊現象と自分の怖さを結びつけると迷宮入り
なるべく早い段階で心霊現象からは切り離してあげてほしいと思ってしまいます。


ママとの距離が遠くなるママが見えなくなることの不安定さ

トイレ、暗闇、一人で入浴、この辺の上がってきたことに関して共通していることってなんだと思いますか?

表題に挙げた通り、大好きなママとの距離が生じることに不安なんです!

子どもは少しずつ成長していき養育してくれる大人との距離は離れていきます。
離れて行ったり戻ってきたりしながら、少しずつ成長していき自分一人で過ごす場所や時間に心地よさを感じるようになります。

それは自我を育んでいて、自律を促し、結果自立へと導きます。

子宮の中にいるときは一番近かっただろう臍の緒の距離感

それを思うと、
そこから少しずつ距離を伸ばし
外の世界へと向いているのがわかるかとおもます。

ママが見えなくなる、養育者が見えなくなる
ママが心理的な安全基地として
機能しているからこそ、
トイレや暗闇、お風呂が怖い。
そう考えることができるのです。

怖い気持ちへの寄り添い方はさまざま
私は、前に述べた通り
家中の電気をつけています。

でも実は、時々消しています。
それで廊下や玄関が怖いと言われたら
おっとごめん!うっかり消しちゃった!と再び電気をつけています。
もったいないと思ってつい消しちゃうんだよね
そう、いいつつ。怖いなら付けておこうと
子どもとプライオリティを確認し
自分の気持ちを最優先することを促しています。

とことん向き合うってことですか?

って聞かれたんだけど、

とことん向き合うっていうよりは
子どもを持つ大人がしてることは子育て

その子を育てるってこと。

目の前にいる子が小さくても
その子には心があり嬉しいや楽しいや怖いや悲しい
そんな気持ちを持って生きている

一人一人違う人間だから、
一人一人違ってて
対応もそれぞれで、それは当たり前なのだけれど

その一人一人の要求や要望
今困っていることに

楽しいや嬉しいと同じくらい答えてあげられるといいのかなと。

子どもととことん向き合ってたら疲れちゃうでしょう。
子ども自身も実は大人にとことん向き合われたら疲れちゃうんだよね。

だからほどほどで

言われたことだけ応えていると
段々と手が離れていくのかなとか

トイレ一緒に行って、とかお風呂怖いとか
そういうの本当に面倒なんだけれども

とても大切にしたい負の部分です。

子どもたちの未来を今、育てているのです。

#未来のためにできること

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