子どもとおうちでできる けんちく工作 day23　アパルトマンをつくろう！その１

今日はお家で何しよう？
お家にあるもので自分の身の回りのお家や街をつくったり、お家の中を探検してみよう！

子ども一人で、または大人といっしょにできる、建築や街に関する工作やヒントを公開しています。
年齢は問いません。年齢別にオススメのやり方をご提案します。

今日は、アパルトマンをつくろう！その１。

けんちく工作アトリエについては、詳しくはこちら。

今日は・・・【アパルトマンをつくろう！その１】

アパルトマンはフランス語でマンションのこと。パリではほとんどの人がアパルトマンに住んでいるよ。

今日は、自分が今住んでいるお家やアパートをつくろう！ぜんぶをつくるのはたいへんだから、まずはお家の中の部屋をひとつえらんで、おとといつくった《じぶんじょうぎ》で、昨日学んだ平面図（へいめんず）をかいてみよう！

用意するもの

・《じぶんじょうぎ》
・ A3サイズの白い紙（裏紙でもOK）
・ えんぴつかペン

つくり方

１）部屋をひとつえらぼう

まずはつくる部屋をえらぼう。はじめてだから、まずは小さくてシンプルなものをえらぼう。自分の部屋か寝る部屋をえらぶといいかも。

２）部屋の大きさをはかってかいてみよう

紙とペンと《じぶんじょうぎ》をもって、部屋に行ってみよう。まずは下の図のようにはしっこに点をかこう。

次に、じぶんの体を使って、部屋のたてとよこがどれくらいの長さかはかってみよう。例えばたてがうでをひろげた長さ2つ。下の図みたいに２つぶんの点をかこう。

次に、よこがうでをひろげた長さ３つ＋うでの長さ１つ。これも点をかこう。

点をかいたら、点を線でむすぼう。部屋の大きさがわかったよ。

３）ドアやまどをはかってかいてみよう

次に、ドアやまどの位置を《じぶんじょうぎ》を使ってはかってかいてみよう。例えば、下の図だと、ドアがうでをひろげた長さの半分、まどはうでをひろげた長さだったよ。

４）かべをかこう

ドアやまどの位置がかけたら、それ以外のところを太いペンなどを使って太い線にしよう。

これで平図面が完成！昨日学んだ図面がかけたね！

年齢別つくり方と目標

〜６歳　　　保護者の方が横でつくって一緒にやってみせてあげましょう。
７〜９歳　　保護者の方がガイドしながら子ども主体で進めましょう。
１０歳〜　　子どもだけでやってみましょう。

このプロジェクトでできること

・ 自分の身体性と空間の関係性を学ぶ
・ 三次元のものを二次元に落とし込む力を養う
・ 図面の表現を理解し、学ぶ

もっとやってみよう

・ドアやまどの他にも部屋にはいろんなものがあると思う。いろいろとはかってきろくしてみよう！
・他の部屋もはかってきろくしてみよう

明日は・・・

明日は、アパルトマンをつくろう！その２。「展開図（てんかいず）」をかいてみよう！

保護者の方へ

身近ないつも過ごしている部屋を違った目線で見られたのではないでしょうか？少し難しいかもしれませんが、一部屋できると、二部屋目からは慣れてスムースにできると思います。明日別の種類の図面を学び、5,6日は部屋の模型をつくります。

※内容や資料の無断引用や転載はお断りしております。