ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR2024に投票した本の覚え書き
KADOKAWA発行の小説と漫画の情報誌のダ・ヴィンチで開催されているBOOK OF THE YEAR、毎年投票しているくせに締切ギリギリの今頃になってまだ投票していないことを思い出しました。
ギリギリセーフだった。
取り急ぎで捻り出したから、あとからコレもあったわ!とかこっちにしとけば!とかなるかもしれんやつ。
一応手書きのメモにも控えていますが、去年まあまあ大事なメモ帳を捨てる失態を犯しました。
記憶力も年々怪しくなってきているから、もういろんなところに控えるべき!の一心で書き残しておきます。
投票出来る作品数が限られているから便宜上順番を振りましたが、個人的には特に順位的なものはありません。
全部面白い。
全部読んでほしい。
小説
①冬期限定ボンボンショコラ事件/米澤穂信
②響け!ユーフォニアム北宇治高校吹奏楽部のみんなの話/武田綾乃
③陰陽師 烏天狗ノ巻/夢枕獏
コミック
①呪術廻戦/芥見下々
②メダリスト/つるまいかだ
③僕のヒーローアカデミア/堀越耕平
文庫(※単行本の文庫化のみ)
①ペットショップ無惨/石田衣良
エッセイ・ノンフィクション
①しんがりで寝ています/三浦しをん
②朝からロック/後藤正文
小説、コミック、エッセイ・ノンフィクション以外
①高橋留美子原画集COLORS1978−2024/高橋留美子
②名探偵コナン空想科学読本/柳田理科雄
良い機会なので、いくつかピックアップして所感も綴っておきます。
響け!ユーフォニアム北宇治高校吹奏楽部のみんなの話
一度完結したシリーズの短編集とかなんぼあってもいいやつですからね。
響け!シリーズが好きな人は読めばいいと思います。
今年放送したアニメシリーズは結末が原作と違って物議を醸しましたが、私は原作は原作、アニメはアニメで違ってもええやんか派だから全然気にしてません。
陰陽師 烏天狗ノ巻
かなり久しぶりの新刊で嬉しかったです。
後述の呪術廻戦に羂索というキャラが出てくるのですが、この作品で不動明王の持つ縄の名前だと知りました。
そもそもこの作品が好きだからこそ呪術廻戦も好きなんじゃないかな!
そうかもしれない!
呪術廻戦
2010年代に連載が始まったジャンプ作品で一番最後に終了した作品になるのかな。
連載初期から読んではいたのですが、ガッツリハマってしまったのは実はアニメ1期終盤くらいからです。
かなり遅め。
連載終わりたてホヤホヤだからあまり多くは言わないことにしますが、とりあえず喉越し最悪エンドじゃなくて良かった!
それに尽きます!
僕のヒーローアカデミア
呪術廻戦の約一ヶ月前に終了したから、こちらも結末は言わないでおきます。
少年漫画の歴史は僕のヒーローアカデミア以前/以後で全然違うくらいにはエポックメイキングな作品だったと思います。
NARUTOのうずまきナルトはクリリンタイプの主人公だと以前どこかで聞いたことがありますが、その理屈だと僕のヒーローアカデミアの緑谷出久はロック・リータイプの主人公だったなと思います。
とにかく努力の人でした。
ペットショップ無惨
池袋ウエストゲートパーク、ドラマ化された頃にドハマりしていまだに文庫を読み続けて…えっもう20年以上になる?
なるよね?
これこそ原作とドラマと全く別作品と言っていいほど違います。
どっちも違ってどっちもいい。
ドラマ、なぜか急にTVerで配信始まったから気になる人はぜひ。
しんがりで寝ています
ファッション誌のBAILAに連載している三浦しをん先生のエッセイです。
小説の端正な文章とエッセイの文章との温度差がいつもすごい。
ポケモン全然知らないのにピカチュウの高価なぬいぐるみを買う話がえらい面白かったです。
高橋留美子原画集COLORS1978−2024
超豪華な高橋留美子先生のイラスト集です。
あまりに装丁が豪華過ぎて手持ちの本棚に保管出来るサイズじゃなかったから、コレはお借りしたのです…めちゃくちゃ良かったです。
うる星やつらのネームが現存していたことには感動しました。
代わりに手持ちのイラスト集で一番古いらんま1/2のイラスト集の表紙の写真を貼ります。
今年完結した漫画だと、コトヤマ先生のよふかしのうたも大好きな作品です。
なんなら今年の1月までは連載中の漫画では一番好きでした。
この「好き」というのはノンストレスで読めるという意味です。
呪術廻戦もヒロアカも精神的にしんどい時はしんどい作品だったから、そういう意味では癒し枠だったんだと思います。
連載終了作については年末くらいにも少し掘り下げられればー!と思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?