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羊のつぶやきー羊ごと

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想いを込めて思いのたけをただ綴る。 どうでもいい話から 残してみたい想いまで。
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2020年3月の記事一覧

繋ぎ

100年前を
僕は知らない

100年後を
わたしは知らない

そう
過去だって
未来だって

わずかな手がかりで
想像するしかない

実感がわかないのではない

そう感じているという事実から
逃げているという言い訳

本当はどうでもいいのだ

自分のことではないのだから

ねぇ、そうでしょう

100年前の誰かの想い

100年後の誰かの願い

分かるかい

僕は分からない

けれど

わたしは

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君のための子守唄

君のための子守唄

ねんねんころりんねんころりん。
〇〇よいこだ ねんころりん。
あしたもいっしょにあそびましょ

なかなか眠れない息子を
抱きながら作った子守唄。

朝が来たら起きる。
夜が来たら眠る。
当たり前のことを身につけると言うのは
難しい。

自分自身、寝付きの悪い人間で
何かあると眠れなくなる。
だから眠れないと言うのはそれほど不思議なことではなかった。
そう、人はいつかは眠れる。
それだけを信じて毎日

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憧れーメッセージ

一滴の雫
空から舞い降り大河に流れる雫
わたしは
そんな雫に憧れた

何も疑わず
そのサイクルを繰り返す

当たり前の時間のなかで

大地を潤す

時に
大きな力となり
うねりとなり

道なき道を進み行く

声もなく
ただ
流れては
空へ行き
また舞い降りる

まっすぐな流など無く
落ちた先で切り開き
遥か先の大海へと
進み行く

迷わずにひたむきに
やがては還る場所を信じて

わたしはそんな

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白昼夢ーメッセージ

わたしは雨の中にいた

ただ
じっと雨の中で
動かずにその時が来るのを待っていた

深い深いジャングルは
暑さを失い
静かな雨に包まれていた

わたしは誰かのために
その時が来るのを待っていた

ただ
じっと雨の中で
微かな動きさえも見逃さぬよう
静かに待っていた

その先に未来があると信じて

闘うことへの意味を探しながら

世界が変わることを願って

尽きるかもしれない命を感じながら

わたし

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慌てない慌てない。

慌てない慌てない。

一斉休校が発表されて世間が余計に混乱しはじめた。
そんなワサワサとした空気の中で生活するというのはなんとも落ち着かない。
困った、困ったが世の中に溢れている。
何となく自分も不安になる。
もう40歳の大人であるわたしがそうなのだから、子供たちの中にも何となく不安という気持ちが広がっているのではないだろうか。
だいたい、助けを求めたい大人が混乱しているのだから余計、子供は混乱しているのだろう。
休み

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朝、急に目覚めて思ったこと。

朝、急に目覚めて思ったこと。

科学、それは人間の叡知がつまったもの。
わたしたちの生活で謎なことを、未知のことを、そして当たり前のことを、ひたすらに考えて、それなりの答えを導くもの。
だと思う。
でもそれは今、分かってることと言うか、今の世界ではそうであると言うことで実は正解ではなかったりする。
全てを疑って生きろという話ではなく、
人は人の都合のよいように物事を解釈して生きている。と言うこと。
なんとも健気なことだ。
考える

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