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意味のないことに意味がある

本を読むこと。実は、私がなんだかんだで避けてきたこと。その中でも普段読むのはどちらかというと実用書や自己啓発本。小説などには手を出さないできた。

幼稚園から小学校くらいの私はゲームでも漫画でも好きなものは本当に好きで、ご飯を食べるのも忘れて没頭するくらいハマる子だった。本当は、小説の中でもミステリーや推理ものが好きで、小さい時はアガサクリスティーとかコナンドイルとかも読んできた。

けれど、いつからかそんな小説を避けるようになった。社会人になって、大人になってからだろうか。本を読むという、「楽しむ」だけのように思えることが、悪いことのように思い始める。必ずそこに「学び」がないといけないことに感じていたのだ。結果、読むとしたら、学ぶことが分かりやすい実用書や啓発本などが多くなった。

それが最近は、とても小説が読みたくなる。効率的に生きようとしていた私が、今をただただ楽しく生きようとし始めたのだろうか。

一度自分の「ただ楽しい」を感じる感覚を捨てると、思い出すのにも時間がかかるものだ。そして、熱中し過ぎてご飯を食べなかった私は、いつも怒られてきた。それもあってか、楽しいことに熱中することは怒られることだと思ってしまう。

もう私もいい加減大人だ。もう怒られることもないのだから、ただ楽しむことを自分に許そう。

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